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フィギュアの花園




フィギュア単体 No.13

 原型師  まっつく
 キットメーカー / キット名  MK2. JKHD-6SP
 スケール / 材質  1/6 3Dプリント樹脂
 完成日  2022年2月25日

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キットについて
1/12JKフィギュアを多数リリースしているMK2.が満を持して世に送り出した1/6大型フィギュアがこのキットです。造形は定番の1/12 JKHD-12S と同じですが単なる拡大コピーではなく部品相互の嵌め合いが根本的に見直され、ほぼパチ組みで組み上がる優秀キットになっています。2種類入っている頭部はどちらかしか選べない「選択式」ではなく、完成後も組み換えできる「可変式」。

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当時記
この作例は2021年3月着工→2022年2月完成と制作に丸1年費やしてしまいました。とにかく素晴らしいキットなのでどうしても失敗したくないという気持ちが働き、慎重になり過ぎたかも知れません。さらに新型コロナウイルスの影響で展示会が軒並み中止となり、制作のモチベーションが下がったことも影響しています。どうにか2年目に突入せず完成できて良かったです。

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制作メモ
このキットは3Dプリンター出力キットです。素材の色は通常のレジンキットでは白ですが、本品は濃いグレーだったため活き活きした肌色を出すのに苦労しました。足は2回、手も1回ドボンしています。また1/6と大きいため「まつ毛は植毛!」と意気込んだもののあまりの難しさに断念、油彩で描くに留めました。つくづくまつ毛を植毛するフィニッシャーさんは神だと思います。


フィギュア単体 No.11,No.12

 原型師  まっつく
 キットメーカー / キット名  MK2. JKFS-12S
 スケール / 材質  1/12 レジン
 完成日  2021年10月30日

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キットについて
MK2.の製品No.30となるこのキットは定番のヘッドコンバージョンの他、右手とスカートがセットでコンバージョンとなっており、微妙なシュチエーションの違いを楽しむことができます。また、デジタルモールドと称して、衣類表面の質感が細かい造形で表現されているため、簡素な塗装でも実感溢れる仕上がりを得ることができます。

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当時記
この作例は2021年秋に開催された吉本プラモデル部のオンライン模型コンテスト「模コン2021」の応募用に制作しました。前年2020年の「模コン」は10月に入ってすぐに開催の告知が有ったと記憶しています。ところが2021年は10月に入ってもすぐには告知が無かったため、『今年は模コンはないのかな』なんて思っていたところ、10月4日に告知され締め切りは同10月の31日。準備期間がひと月ないタイトスケジュールでしたが逆にそれがモチベーションとなって一気に2体完成させることができました。

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制作メモ
本作例ではデジタルモールドの効果を実感しました。このキットのデジタルモールドの主要部分であるベストの塗装はグレーのラッカーで単純に筆塗りしただけですが、細かい凹凸でムラにならずテカリも出ず、実にしっとりした質感に仕上がりました。これからはもうデジタルモールドがないフィギュアの服を上手く塗る自信が有りません。


フィギュア単体 No.10

 原型師  まっつく
 キットメーカー / キット名  MK2. JKJP-12S
 スケール / 材質  1/12 レジン
 完成日  2021年10月3日

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キットについて
原型師まっつく先生のオリジナルブランドである「MK2.」、本キットはMK2.の製品No.16です。キット内容はヘッドが2種類セットされていてどちらか選べる他、制服の下のボディーもフルパーツ揃っているのでビキニの水着姿にすることができるなど、大変充実しています。

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当時記
2021年6月から8月にかけて頸椎ヘルニアによる激しい神経痛に見舞われ、模型を弄ることができませんでした。8月下旬にようやく痛みが緩解しましたが、左手の中指と薬指に軽いマヒが残りました。左手は利き手ではないものの、病前より劣るコンディションでどれだけ模型が作れるのか、その試金石となったのがこの作品です。結果は十分時間を掛けて丁寧に作業すれば病前と同等以上のクオリティーが出せることが判明。ほっと胸をなでおろした1作となりました。

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制作メモ
本作品では白目の色をライトグレーに変更(従来は薄い肌色)。目と肌の色相に差を付けることで生命感が増したと思います。また、顔の肌色(油彩)を意識して薄く塗り、肌の透明感を追及しました。



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