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SPECIAL HOBBY  1/72 Yak-17 完成日 2004年 6月24日

Yak-17 実機について
前作Yak-15は何とか量産に漕ぎ付けたものの、尾輪式のためジェットの排気でタイヤが燃えちゃう(当たり前ですよね)、金属製の尾輪に変えたら滑走中にガンガン突き上げる、などさんざんだったようで、すぐに前輪式に改めた機体が開発されました。それがこのYak-17です。前輪式と言っても機首の基本設計を変えていないので、前輪は機首下面のバルジにしまうだけの「なんちゃって引き込み脚」です。主翼平面形もYak-15のまま=Yak-3のままですが、垂直尾翼は角張った形に変化し、いくらか近代的になりました。何か胴体後部から尾翼にかけての形が日本の「橘花」に似ているように思います。
 

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当時記
キットを買ったのは20世紀末期(←大雑把だなオイッ!m(_ _)mスミマセン)。当時すでに模型作りをやめていたのでキットの購入記録が残っていないんです。でもごくまれに模型店に足を伸ばすことはあって、こういうマイナーな機体のキットを見つけるとぽつりぽつりと買ったりしていました。このキットを見つけた時は一瞬目が点になったのを覚えています。「うひょー,こんなキットあるんだぁ」といった感じ。メーカーのSPECIAL HOBBYはそれまで知らなかったし、値段も¥1,900(当時)と決して安くない・・10分ほど迷って結局買いました。模型作りやめててもモデラーの心は残っていたのでしょうか。
 

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キットについて
[SPECIAL HOBBY 1/72 Yak-17] : これが15年間の冬眠から覚めた復帰第一作です。もう模型作りの「勘」が鈍り切っていて、途中何度も失敗し投げ出しそうになりました。特に致命的だったのは最後の仕上げコーティングで、湿度の高〜い日にフラットベースとクリアを混ぜたものを吹き付けたところみごとにかぶって機体全面にはしかのような白い斑点が浮き出し、見るも無残なありさま。そのまま地面に叩きつけて踏み潰してしまおうかと思ったのですが、「もう若くない自分がそんなことしててこの先いったい何機完成させられるんだ?」と思い留まりました。それから数日考えた結果、「これは屋外展示機を再現したもので、塗装が汚いのは長期間屋外に放置されていたためです。」と言い張ることにしました。そう決めてから銀でハゲ塗装を加え、いつもよりきつめにウェザリングして完成させました。ハァ〜疲れた。
 

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この作品は「ウェブタリーホ」様のコンペ「ソ連機作りまショー」(2004年開催)の参加作品です。
この作例の製作記はありません。
 


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