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Yak-23 | |
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KP 1/72 Yak-23 | 完成日 1989年 8月17日 |
Yak-23 実機について ヤコブレフ設計局・初期単発単座戦闘機の最後を飾るのがこのYak-23です。次に量産されたYak-25は双発複座で機首にレーダーを搭載した全くコンセプトの違う機体なので、レシプロのYak-1から連綿と続いて来たこのシリーズはYak-23で完結です。信じ難いことにYak-17までは木金混合構造でしたが、Yak-23は全金属製で前脚も胴体内に完全に引き込まれる正統派です。性能も格段に向上したそうですが、このころにはすでに後退翼を装備したMiG-15が姿を見せ始めていたため第一線機とはならず、主に東欧諸国に輸出されたようです。 |
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当時記 私がKPのキットに初めて出会ったのは1983年。当時行きつけの模型店の店頭でMiG-15,MiG-19などを発見し、2機まとめ買いした記憶があります。その時このYak-23もあったのですが、MiGに比べてマイナーなYakには手が出ませんでした。その後本を読むなどしてソ連ジェット戦闘機の歴史に関する知識?が付き始めると、ヤコブレフ設計局のYak-3,15,17,23という一連の流れをぜひとも模型で再現したいと思うようになりました。前作のYak-15を組み立てていた時期にこのキットとエレールのYak-3を買ったんだと思います。Yak-15完成時点(1988年2月)で士の字まで持って行ったのですが、その後パソコンに走って中断。1年半を経て1989年の夏休みに3日間集中作業にて完成させました。 |
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キットについて [KP 1/72 Yak-23] : 15年続いた冬眠の前の最終作です。KPのキットはほぼ例外なくキャノピーと胴体が合いません。このキットも激しい段差がある上、小柄な機体なので相対的にキャノピーが大きく見え、段差が目立ちます。作例でも修正に手こずりましたが、結局適当な所で妥協しました。ごめんなさい。m(_ _)m また、最近(2004年)になってGoogleで検索したところ、実機の水平尾翼に上半角が付いているのを発見しました。作例では思いっ切り水平に取り付けてあります。製作当時はほとんど資料がなかったんです。(←言い訳) ごめんなさい。すみません。許して下さい。m(_ _)m ちなみにこの時の検索で、とある著名な模型サイト様を偶然発見し、模型作りを再開する大きなきっかけとなったのでした。(^o^) それからデカールですが、キットに付属のものは使える代物ではありませんでしたので、タミヤ1/100 MiG-21から持って来ました。機首の番号は何の根拠もないでっちあげです。Yak-23だから「23」にしただけです。ごめんなさい。すみません。許して下さい。(再) m(_ _)m |
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この作品は「ウェブタリーホ」様のコンペ「ソ連機作りまショー」(2004年開催)の参加作品です。 この作例の製作記はありません。 |