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飛行機の名前というのはメ-カ-名(ソ連の場合は設計局名)に番号、それに愛称が付いているのが普通ですが、この箱絵に書かれている機名は、航空機(Aircrafts)"5-1",
"5-2"ですって。箱の左上に Pe-8 が描かれているところを見ると、この飛行機は自力では離陸できず、大型機に吊り下げられて上空で切り離される様です。BOXア-トはいつものAmodel調で、どことなくレトロな雰囲気が漂う落ち着いた仕上がり。左下の人物像は取説によれば本機を使用した一連の実験を指導した技術者とのことです。
このキットは"5-1"と"5-2"の2機セットです。箱絵に描いてある翼端が下に折れ曲がっているのが"5-2"、翼端に引込み式のソリがあるのが"5-1"です。実機ではこれら2機が個別に作られたのか、"5-1"を改造して"5-2"にしたのかは分かりません。"5-1"はロケットエンジンを積んでいないグライダ-で、キットでは"5-2"と共通の胴体後部を切除して別パ-ツに付け替える仕様になっています。他にも胴体左舷パ-ツの背中にパイロンの様な板が付いていますが、これは例外なく切除しなければならず、どうもキットとしての練成度が今ひとつ低い感じがします。ただし個々の部品の出来や筋彫りの精度などはいつものAmodelの標準的なレベルなので一安心。ちなみにパ-ツ写真の上から2枚目は本機を
Pe-8 に吊り下げるときに使う Pe-8側の改造パ-ツです。
部品点数 65 (2機分, Pe-8側パ-ツ含む)
デカ-ルは同じ大きさの赤星が4個だけのシンプルな構成。実機は箱絵の通り、垂直尾翼に国籍マ-クが入るだけの様です。
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