TOPへ戻る EASTERN EXPRESS 1/72 BI-1
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bi1_ex72_BOXアート

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BOXア-トは脚を引き込み、地上すれすれの高度でロケットエンジンを全開にする BI-1。滑走路は描かれていませんが、遠くの建物は格納庫なのでこの場所が飛行場だと判ります。良く見ると左の建て屋の手前には消防車が待機していて、緊張感溢れるテスト飛行の一場面です。BI-1 はロケット実験機ですから、全ての飛行が危険と隣り合わせのテスト飛行だったはずです。特に1943年3月に行なわれた7回目のテストでは超低空高速飛行中に地面に突っ込み、パイロットは殉職しました。この箱絵がその事故を意識して描かれたのかどうか判らないけれど、EASTERN EXPRESS の箱絵に多いすっきりした絵のタッチが一抹の寂しさをも感じさせ、感慨深い一作に仕上がっています。

ただでさえマイナ-なソ連機の中で、試作ロケット機などマイナ-の極みですが、このキットは比較的流通している方ではないでしょうか。小柄な機体なのでパ-ツも小さく、箱が大き過ぎる関係で、開けると一瞬パ-ツが入ってない様な錯覚に襲われます。部品数は若干多めですがこれは翼端にラムジェットが付く発展型やソリ式降着装置が選べるなど、キット内容が充実しているためです。ディティ-ルもそれなりに彫りこまれていて作るのが楽しみです。

部品点数 37

デカ-ルは縁なしの赤星が大小合計10個と白い数字が3種類で、試作機の割には結構色々選べるみたいです。


 bi1_ex72_dk


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