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BOXア-トは飛行場の一角に駐機しているE-150。地平線まで広がった草原がソ連の広大な大地を良く表現しています。絵の成り立ちは滑走路に映った機体の影がリアルなことから、CGベ-スだと思います。遠景の草原と空はリアル過ぎるので、もしかしたら写真を合成したものかも知れません。こういう絵の作り方はちょっと間違うとバランスが崩れた駄作になりがちですが、この絵は破綻がなく良く出来た一作です。
MOVELSVITからは1/72のE-150のキットが2種類発売されています。まずメ-カ-通し番号72015が発売され、それからあまり時を経ずしてこのキット:72025が発売されました。通常はひとつのキットメ-カ-から同じ機体のキットが出ることは有りません。そこで単なるパッケ-ジ違いかと思いましたが、後発キットを入手して先発キットと見比べてみると別金型だったのでとても驚きました。両キットの違いはコクピット・脚庫・エンジンなど、胴体に収まるパ-ツが主でこれらは完成後は良く見えなくなります。ではメインパ-ツはどうかと言うと、胴体にしろ翼にしろ、大きさ・形状・分割ともほぼ同じ。ただし良く見るとパネルラインが所々ほんの少し違っている程度です。つまり完成後は両方ともあまり変わらない出来になると思われ、MODELSVITがなぜ72025を出したのか激しく謎です。ただ72025の方がプラパ-ツの数が格段に多く、エッチングパ-ツまで入っていることと、72025が出た後で72015が生産終了となったことから、MODELSVITとしては72025を「正」としていると解釈して良いでしょう。
部品点数 104 (エッチングパ-ツ含まず)
デカ-ルは72015と同じ内容ですが、72015とは違う横長の台紙に印刷されています。同じ内容なのにわざわざ違う台紙にするなんてこれまた謎です。
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