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このBOXア-トはCGだと思います。その理由は機体のアウトラインがきっちりしていることと滑走路に写った機体の影が幾何学的に正確なのに陰影が画一的で、いかにもコンピュ-タが作り出した画像っぽく見えるためです。また主翼の上面が見えていて視点がかなり高めですが、それだと遠景の森がもう少し高い位置に来ても良い様な気がしてちょっとちぐはぐな印象を受けました。MODELSVITの箱絵でいつも疑問なのは、機体と直下の地面はCGだとしても遠景や空までCGなのかどうかという点。もし遠景や空は写真で、それとCGを合成しているとしたらこの箱絵の様にちぐはぐになる可能性は有ると思います。
箱を開けるとまず大きな胴体パ-ツが目に付きます。大戦中のレシプロ戦闘機なら1/48かそれ以上の大きさで、E-152がいかに大きな機体だったのか伺い知れます。あと翼のランナ-が2枚入っていてこれで大きなパ-ツは終わり、残りは小部品がギッシリ成形されたランナ-が大小合わせて8枚と透明部品という構成でパ-ツ数はかなり多いです。キットの出来はMODELSVITの他製品と同様に上の部で、正確そうな外形と繊細な筋彫り、および精巧な小部品が制作意欲をそそってくれます。さらにエッチングパ-ツとキャノピ-のマスキングシ-ルまで入っていてとても充実したキット内容になっています。
部品点数 121 (エッチングパ-ツ含まず)
デカ-ルは箱絵の機体1種のみですが実機が試作機なので妥当なところ。デカ-ル自体は発色・印刷とも良好です。
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