TOPへ戻る MODELSVIT 1/72 E-152A
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このBOXア-トはCGと見てまず間違いないでしょう。まるで写真の様にリアルですが逆に細部が鮮明過ぎて写真ではないことが分かります。MODELSVITからはこれの前に類似の機体でE-150が出ており、そのBOXア-トもCGベ-スと見られるものの、機体表面がアナログチックな濃淡模様で覆われていることから、私は画家がCGに加筆したと推理しています。一方このE-152AのBOXア-トはそんな加筆感がなく、完全にCGだけでどこまでやれるかチャレンジしたかの様にも見受けられます。その成果は拍手もので、初期のCG画像に見られたオモチャっぽさは微塵もなく、美しくも現実感のある堂々としたア-トに仕上がっています。ところでこの機体アングルには見覚えがあったので調べたところ、同じアングルの実機写真が書籍(洋書) Soviet Heavy Interceptors の表紙を飾っています。その写真と比べるとさすがに地面の表現はCGでは簡略化されていますが、機体形状は非の打ちどころがありません。このCGの元になった3Dデ-タで金型が作られているはずですから、中身は相当期待して良いと思われます。


キットはオ-ソドックスなパ-ツ割りでムリがなく卒なく仕上がっています。同機は双発機ですがキットでは2基のエンジン後部が結構深くまで再現されており、排気口から中を覗き込んだ時に実感十分な出来になるでしょう。MOVELSVIT社の常として筋彫りは凹ですがやや浅く、動翼部の筋彫り表現も控えめなので、増し彫りしたり塗装で境界を強調するなど工夫したいところです。小物はコクピットと脚周りを中心に豊富にセットされており、精密感十分です。

部品点数 147 (エッチングパ-ツ含まず)

デカ-ルは箱絵の機体の他に機首の番号が付かない機体も選べます。他にエッチングパ-ツとキャノピ-のマスキングシ-ルも入っていて豪華なキットと言えるでしょう。 

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