TOPへ戻る Amodel 1/72 I-16 Type 5/6
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i16_5_6_am72_BOXアート

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BOXア-トは旧ソ連にあり勝ちな不整地滑走路から離陸した直後に脚を引き込むI-16Type5。頭でっかちで胴が短い同機の特徴を強調するアングルでインパクトがあります。しかし何か違和感があるのでじっくり観察すると、この箱絵が写真と絵を合成したものだと分かります。離陸直後の実機をこのアングルから間近に写真に収めることは不可能だから、博物館で宙づり展示されている機体を撮影したのだと思います。カウリングから胴体側面にかけて表面が凸凹しているのは博物館展示機に良く見られる現象です。その写真を基にしてプロペラを回し、排気煙を描き加え、パイロットを乗せて仕上げてあります。この箱絵の作り方は初期のAmodel作品に散見されますが、私個人的には完全肉筆画の方がしっくり来ますね。

このキットのメ-カ-通し番号は7207と若く、まさに同社の駆け出し期の作品です。市場の好評を得るべく全力を傾注したと見えて、個々のパ-ツを見ていると「良く頑張った」と褒めてやりたくなります。問題はパ-ツの合いですが、これは組立てて見なければ分かりません。まあAmodelの初期作品ですから、一筋縄では行かないでしょう。しかし完成すれば素晴らしい一品になる可能性を秘めている・・それがAmodel の特徴です。


部品点数 43


デカ-ルはソ連機2種とスペイン戦争で共和政府軍が使用した機体1種の全3種類から選べます。このスペイン機は書籍「世界の傑作機 No.133」に載っていますが、そこではType10 となっていて、キットのType 5/6とは差異ありです。

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