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BOXア-トは地平線までほとんど何もない荒野の飛行場で滑走路のど真ん中に駐機している I-320。滑走路のコンクリ-トも目が粗くていかにもソ連らしい風景です。この絵の成り立ちはCGと見ました。機体表面の微妙な濃淡などアナログチックな点もありますが、近ごろ(2018年記)
のCGは本当に進歩しているから、この程度の表現は十分可能だと思います。
MODELSVITの製品は出来が良いことで知られています。このキットも例に漏れず良い出来で、正確そうなアウトラインの大物パ-ツには繊細な凹筋彫りが施され、合いもとても良さそうです。ただしこの凹筋彫りは繊細過ぎてとても浅いので、塗装で消えるのを防ぐには適度に増し彫りした方が良いでしょう。小部品もとても精密で切れが良く、充実しています。小部品の中にはプラ成形の限界に近いほど小さく・細く・薄いパ-ツもあるのでランナ-からの切り出しは要注意です。この様に超精密な小部品があるためか、このキットにはエッチングパ-ツは付属していません。特筆すべきは完成後は外から全く見えなくなると思われるエンジンが再現されていることです。これは機体に組み込まず別途組み立てて、エンジン単体で展示するのも一興です。
部品点数 124
デカ-ルは箱絵の機体の1種類のみ。実機が試作機なのでこれで十分です。赤星が7個セットされていますが使うのは6個。1つは予備ということでしょうか。
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