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BOXア-トは低空を飛行中の2機を僚機から見た構図で、機首の赤と胴体の白帯が鮮やかなこの機体は2008年発刊の「世傑 No.129」にも載っており、後に宇宙飛行士となったソ連邦英雄G.T.ベレゴボイ大尉の乗機だそうです。世傑の塗装説明記事には「1945年4月チェコスロバキア」とありますので、ドイツの敗戦目前。従ってこの箱絵の地上風景は平和を取り戻したチェコの古城といったところでしょうか。
エデュアルドはチェコのプラモメ-カ-で、子供向けのおもちゃとは一線を画した格調高いキットを多く輩出している一方、その分キットのお値段も格調高いことで知られています。従って私のコレクションには同社のキットは少ないのですが、このキットはオ-クションで安く出ていたものを運良く落札できました。キットの開発年代は同梱の組立説明書やデカ-ルから1997年と思われます。さて、気になる中身ですが同社の定評通り、ランナ-には雰囲気の良いシャ-プなパ-ツが整然とならんでいます。主翼は上下とも左右一体で、胴体との取付けは胴体側が大きく切れ込んでいる構成。賛否あるでしょうが、このパ-ツ割りは主翼と胴体の接合部修正が比較的楽なので私は気に入っています。特筆すべきはキャノピ-で、一体となった閉状態と開状態が作れるバラパ-ツの両方セットされています。どちらか余った方は他キットへの転用もできそうなので得した気分になります。
部品点数 ７２ (重複パ-ツ含む)
デカ-ルは箱絵のベレゴボイ大尉機の他、胴体にキリル文字を大書きした機の2種類から選べます。見た感じとても良質そうなデカ-ルなのでまず問題ないと思います。 |
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