TOPへ戻る interavia 1/72 La-9
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la9_it72_BOXアート

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BOXア-トは雲海上を一人寂しく飛んでいる風のLa-9。取説の塗装説明によればこの機体はボリソグレブスク飛行学校の機体とのことです。La-9は単座だから、一人で飛べる様になったパイロットの卵が単独飛行の訓練をしているのでしょうか。機体色はライトグレ-と指示されていますが、箱絵は銀にも見えます。La-9はLa-7までが木金混合構造だったのに対し初めて全金属製になった機体なので、画家はそのことを強調したくて金属っぽく描いたのかも知れません。アンテナ線とコクピットのラインがやけにはっきり引かれていますが、パイロットは影絵になっています。もしかしたら写真をベ-スに絵に仕立てたものかも知れません。

さて、中身は緑色の樹脂で成形されたパ-ツがスプ-ル(溶けたプラスチックが流れ込んで来る湯口)から放射状に延びるランナ-に取り付く形で、これはプラモ創世記の特徴です。取説も相当茶色いワラ半紙なので、このキットは本物の年代物と思われます。筋彫りは凸だか凹だか分からないほど薄いので、組み立て終わったころにはツルツルになりそうです。プロポ-ションはパ-ツで見る限り良い感じですが、主翼前縁が相当厚ぼったくなりそう。

部品点数 35

デカ-ルは箱絵の飛行学校機の他、ソ連と北朝鮮の3種類から選べます。デカ-ルも相当の年代物で、使えるかどうか微妙です。


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