TOPへ戻る TOKO 1/72 LaGG-3 type1,5,11
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BOXア-トは離陸後に脚を引き込むLaGG-3 type5。上面はグレ-に見えますが取説の塗装説明では白となっており、下面ライトブル-, 上面白の冬季迷彩機です。これをグレ-で表現したのは明け方のまだ薄暗い状態を描いたからと思われ、スピナ先端や翼前縁の輝きは、やっと顔を出した太陽の光を感じさせます。これを着陸ではなく離陸、夕暮れではなく明け方と判断したのは翼下のロケット弾が全て残っているから。出撃シ-ンなので離陸、夜間に戦闘飛行はできないから明け方・・というわけです。雲の様子から随分高度が高い様に見えますが、脚の引込み忘れに気付いて慌てて引込んでいるのでしょうか。1枚の絵を見てこれだけ色々考えてあげれば描いた画家もよろこんでくれるでしょう。

さて、TOKOはウクライナのキットメ-カ-で、RODENと同一の様です。TOKOが社名変更してRODENになったと考えるのが自然ですが詳細ははっきりしません。TOKO/RODENは実機を細部まで忠実に再現するキット作りを社是としている様子で、このキットにしてもそこまでやるかと思うほど細部の違いにまで徹底してこだわっています。例えば水平尾翼。パ-ツは上下一体なので1機分は2個ですが、キットには6個入っています。主翼上面パ-ツも2機分、透明パ-ツも2種類入っていて、こりゃひょっとするとLaGG-3の全てのサブタイプをひとつの金型で網羅している可能性があります。筋彫りは動翼が浅い凹。その他はLaGG-3が木製機のため目だったパネルラインがありませんが、機首の金属部を中心に凹か凸か判らないほど繊細なリベットが打ってあります。ペ-パ-掛けで消えても同じ位細かいリベットを打つのは難しいかも知れません。小物類はシャ-プでランナ-との境界がはっきりしており、切り出しに迷うことはありません。

部品点数 89 (重複パ-ツ含む)

デカ-ルは箱絵の冬季迷彩機(type5)の他に、尾翼に動物のマ-クが入るtype11と機番73のtype1の合計3種類です。


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