TOPへ戻る RODEN 1/72 LaGG-3 type35
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lagg335_rd72_BOXアート

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RODENのBOXア-トは絵画として本当に美しくまた情緒もあるので、思わず額に入れて飾りたくなります。中でもこのLaGG-3type35の箱絵は傑作と言えるのではないでしょうか。雨後なのか、水たまりができた土の滑走路に駐機する機体。人の目の高さで見渡した地平線が空と地面を分ける、その狭間に横たわるLaGG-3が圧倒的なリアリティ-を持って迫って来ます。そして画面左には子犬に餌を与えるパイロット。機体に描かれた黄色の6番と撃墜マ-クから、このパイロットはG.A.グリゴ-リエフ大尉と思われます。彼がこのLaGG-3で戦っていた1941年の後半はドイツ軍がソ連に最も深く進攻していた時期で、ソ連軍パイロット達は苦しい戦いを強いられていました。今日は生き延びた。でも明日は命を落とすかも知れない・・この絵からはそんなグリゴ-リエフ大尉の心境まで伝わって来ます。

さて、RODENはTOKOと同一の会社と思われ、同じ内容のキットがTOKOとRODENの両方のブランドで出てたりします。このLaGG-3はそのダブルブランドキットの代表格です。私個人としては先に、TOKO1/72LaGG-3type1,5,11を購入していました。今回入手したRODEN1/72LaGG-3type35(このキット)を開封したところ、プラパ-ツは TOKOのtype1,5,11と同一と判明。重複パ-ツの多さから見て、このキットはひとつの金型でLaGG-3の全てのサブタイプを網羅していると思われます。同社からはLaGG-3type66も発売されていますが、恐らくプラパ-ツは同一で、デカ-ルがtype66用になっているのでしょう。そういう訳でパ-ツの解説は恐れ入りますがTOKO LaGG-3type1,5,11の記事をご参照ください。

部品点数 89 (重複パ-ツ含む)

デカ-ルは箱絵のG.A.グリゴ-リエフ大尉機の他、夏期迷彩と冬季の白塗装がまだらに混ざった珍しい機体とフィンランドに鹵獲された機の合計3種類から選べます。また、このデカ-ルは右下にTOKOのロゴが入っていて、ここからもTOKO=RODENという図式が見て取れます。

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