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mig17_dg72_BOXアート

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BOXア-トは領空侵犯機を迎撃している風の MiG-17、ソ連空軍機2機編隊です。両機とも胴体に赤帯が入っていますが、手持ちの資料本「世界の傑作機」No.97ではこの赤帯は訓練時の標的機を示すとされており、箱絵の状況とは合致しません。また、MiG-17(無印)にはアフタ-バ-ナ-が無いのに箱絵の機体に描いてあるのは明らかな間違い。機体のデッサンは良く描けているだけにこのミスはとても残念です。

ドラゴンはホンコンに拠点を置くプラモメ-カ-です。今でこそ(21世紀初頭)ロシア・東欧・中国メ-カ-のプラモデルが世界中に流通していますが、ドラゴンはソ連がロシアになる前や中国の改革開放路線が本格化する以前から活動していて、当時は東側の兵器のプラモデルを西側の工業水準で開発し、西側の流通ル-トに乗せてくれる貴重な存在でした。この MiG-17 もそんな時代のキットの1つで、ハセガワが輸入販売の代理店をしていたので、箱の側面にハセガワのシ-ルが貼られた同キットを見たことがあるモデラ-さんも多いのではないでしょうか。キットの出来は左写真からもある程度分かると思いますが、凹筋彫りでスッキリ精度よく仕上がっていて、KPのMiG-17PFが凸リペット満載なのと好対照です。形状は十分合格点ですがややほっそりしなやかな感じにデフォルメされていて、ゴツイ感じのKPとこれまた対照的です。

部品点数 49

デカ-ルは
、箱絵の赤帯付きソ連機(機番88)ともう一つは珍しいアフガニスタン空軍機の2種類から選べます。印刷のエッヂは綺麗なんですが経年のためか白色部分が若干黄ばんでいます。細かなコ-ションデ-タなどはありませんが1/72で小さいのでこれで十分と思います。

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