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BOXア-トは中国空軍のJian Ji5で、後方に空中分解した航空機が描いてあります。敵機を撃墜した直後の情景なんでしょうが、どうもこの空中分解した機体の方に目が行ってしまいます。セイバ-ドッグの様な機首に細い主翼、垂直安定板付の水平尾翼など、インパクトが強い機体にもかかわらず、私が知っている飛行機の中には当てはまるものがありません。画家が適当に描いちゃったなんていうことはないと思う(思いたい)ので、米軍が開発中だった無人偵察機の中国側での想像図とか、中国が独自に開発した無人標的機などの可能性が考えられます。一方、主役のJian
Ji5はとても良く描けていて文句ありません。
Jian Ji5とはMiG-17Fを中国でライセンス生産したものです。つまり実機でも基本的に Jian Ji5 = MiG-17F なので、1/72プラモデルでは全く同一で差支えありません。従って同じパ-ツのデカ-ル違いでMiG-17F
と題したキットパッケ-ジがあってしかるべきなのですが、どうもドラゴンからはそのパッケ-ジは出ていない様です。その代わり BILEK がドラゴンのパ-ツを使ってMiG-17Fを出していますが、私が買った
BILEKのMiG-17Fの中身はドラゴンのMiG-17(無印)でした。ドラゴンのキットの無印と"F"の違いは左写真上端の胴体後部パ-ツです。"F"ではこのパ-ツにあるエアブレ-キのモ-ルドが実機通り拡大されています。BILEKのMiG-17Fには本来このドラゴンのJan
Ji5が入っているべきなんですが、たまたま私が買った個体が間違っていたのか全部間違えてるのかは分かりません。
部品点数 50
デカ-ルは、中国,北ベトナム,シリア,ポ-ランド,チェコスロバキアの5か国分セットされています。細かいことを言うと中国と北ベトナムが中国生産のJan Ji5、ポ-ランドがLim-5、シリアとチェコがソ連から輸入したMiG-17Fです。 |
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