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BOXア-トは色数の多い迷彩に加え、機首左舷に空軍旗、胴体中央に赤い星、さらに白矢印まで入ったインパクトのある機体で、取説の塗装説明図には部隊名と基地名が添えられてMiG-21SM
と明記されています。ただし、この塗装はMiG-21bis とする資料もあるので調べると、下の実機写真が見つかりました。MiG-21のサブタイプの識別ポイントはド-サルフィン(コクピット後方の膨らみ)なんですが、下の写真のド-サルフィンはbisではないので、この塗装の機体はMiG-21SM
が正解と思われます。 |
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チェコの老舗メ-カ-KPは1980年代に1/72 MiG-21MFを出した後休眠したのか、しばらく新製品を見掛けませんでしたが、私が知る限り2015年に1/72MiG-23を出して復活しました。まあ会社は昔のままではないのでしょうが、歴史のある老舗が息を吹き返したのは喜ばしいことです。2017年になってからは1/72MiG-21の各型をリリ-スし始め、このMiG-21M/SM
はその一環です。キットの内容はR.V.Aircraft(以下RV)のMiG-21をベ-スとしたもので、RVではレジンだったコクピット周りのパ-ツをプラに変え、さらにミサイルや増槽などを追加しています。金型的には胴体が付いたランナ-のみ新規でこれにRVには無いパ-ツが成形されています。翼が付いたランナ-と透明パ-ツはRVと同じものですが、RVに入っているエッチングパ-ツはKP版には入っていません。要するにKP版はRV版のレジンとエッチングを無くしてフルプラスチック製にしたものです。そのためか価格はRV版より随分下がって、他社製1/72MiG-21とほぼ同じレベルになりました。
部品点数 113
デカ-ルは箱絵の機体の他、機首にシャ-クマウスが付く迷彩機と銀塗装が2種類の合計4パタ-ンから選べます。 |
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