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BOXア-トは夕焼け空を背景に飛んでいるソビエト空軍アクロバットチ-ムの1機。雲とこの1機だけしか描かれていないのでスト-リ-性がなく、面白味のない絵になってしまいました。機体そのものは良く描けているので、背景にあと1,2機、同じ塗装の僚機が描いてあれば傑作ア-トの域に達したかも知れないので残念です。
このキットはBILEKのMiG-21前期型3部作を締めくくる一作で、プラパ-ツはF-13やPFと共通金型。ただしF-13の胴体パ-ツとF-13
& PFの垂直尾翼は切り取ってあります。その他の細かいパ-ツは各型用が混然一体となって左写真下のランナ-に成形されていて、この中から選択して使って行きます。ここで問題となるのはキャノピ-とシ-トです。MiG-21PFMは初期の少数機だけがPFと同じ前開きのキャノピ-とSK-1射出座席を備え、以後は横開きキャノピ-とKM-1射出座席に改められました。キットにはシ-トは両方入っていますがキャノピ-は前開き用だけ。取説のよると横開き用キャノピ-にするには前開き用に窓枠を書き足すことになっています。この辺りは何ともおおらかで、BILEKらしさが感じられます。
デカ-ルはソ連,チェコスロバキア,統一ドイツ,北ベトナムの4カ国から合計6種類が選択でき、十分な内容です。
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