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ここは中央アジアの山岳砂漠地帯でしょうか、全く生物の気配がない大地の上を1機のMiG-21SM が飛んでいます。塗装は迷彩ですが胴体に白い矢印や大きな部隊マ-クなどが入っていて、隠れたいんだか目立ちたいんだか良く分かりません。絵は水彩と思われ全体にモワッとしていて精密感に欠けます。色彩的にも機体と地上の黄色がマッチしておらず、現実味の薄い絵になってしまっています。ぢゃ自分で描いて見ろって言われても絶対描けませんケドね・・。
さて、箱絵をさんざんけなしてしまいましたが、パ-ツを見てビックリ!今まで見たことない金型です。MASTER CRAFTはポ-ランドのキットメ-カ-ですが、チェコのKPと提携したのか、KPとMASTER
CRAFTの両ブランドを併記したキットがけっこう出回っています。従ってこのキットもKPのMiG-21MFのデカ-ル変えだろうと思っていたところ、予想外のパ-ツが出てきたので嬉しくて踊ってしまいました。
出来栄えは同社のSu-17シリ-ズに近い感じです。従って元の金型はパンテラ辺りかも知れません。筋彫りは凹。ド-サルフィンと胴体の境界が直線的で、この点は他のどんなMiG-21中期型(R,S,SM,MF)キットよりも実機に忠実だと思います。いやぁ・・世界にはまだまだ知らないキットがたくさんあるんですね!
部品点数 55
デカ-ルは全てソ連機で、迷彩,無塗装銀 織り交ぜ、合計4種類から選べます。

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