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BOXア-トは飛行中の機体を僚機から撮影した風な構図で、ないがしろにされがちな右舷の迷彩パタ-ンが読み取れる貴重なものです。ただしこの絵の迷彩パタ-ンが実機に忠実かどうかは私には判りません。
EASTERN EXPRESSのMiG-21は、SMT, bis, UM, -93 と、いずれも後期型の４機種発売されています。このシリ-ズは恐らく
bis が始めに作られ、他の機種は胴体パ-ツの金型コンバ-ジョンで構成されている様です。パ-ツ構成がKPのMFに良く似ている上、ランナ-の外周寸法がKPとぴったり同じなので金型に深い類縁関係があると推測されますが、付いているパ-ツは違うので別金型です。さてこのSMTのキットは背中がもっこりと膨らんだ同機の特徴を良く再現していて好感が持てます。ディティ-ルも同社の標準レベルで、そこそこ有り。筋彫りは凹です。(シリ-ズ中、bis
のキットだけ筋彫りが凸なので bis の金型が一番古いと推測しました) ただしこのSMTの凹筋彫りはすごく浅いので、彫り足してやらないと塗装で消えてしまいそうです。
部品点数 ６３
デカ-ルはちょっと頼りなさそうな感じを受けますが、台紙の紙質のせいと思われます。箱絵の迷彩機の31番の他に赤の54番がセットされていますが、なぜか取説に塗装説明図が載っていません。この取説がまた印刷がかすれた貧弱なもので、もう少し気合を入れて作って欲しいところです。
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