TOPへ戻る EASTERN EXPRESS 1/72 MiG-21UM
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mig21um_ex72_BOXアート

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BOXア-トは訓練を終えて着陸したMiG-21UMで、緻密に描きこまれたドラッグシュ-トが印象的です。絵のタッチはすっきりしていて、同社のMiG-21シリ-ズ一貫して同じ画家の作品と思われます。他キットではすっきりし過ぎて寂しい感じのア-トも散見されますが、この絵は機体の迷彩と脚やコクピットのディティ-ルがしっかり描かれているため密度感があり、完成度の高い一作に仕上がっています。

EASTERN EXPRESSのMiG-21は、SMT, bis, UM(このキット), -93 と、いずれも後期型の合計4機種が発売されていて、主に胴体パ-ツの金型を部分的に入れ替えるコンバ-ジョン金型になっています。UM以外の単座型のキットにもシ-トや計器板が2つセットされているのはこのためだったんですね。翼や脚などのパ-ツはシリ-ズ共通ですが、実機もほとんど共通なので問題ありません。さて、肝心のプロポ-ションはパ-ツで見る限りバッチリ行けてる感じです。図面と照合したわけではありませんが、胴体前半の機首とキャノピ-の比率,太短いド-サルフィンと垂直尾翼付け根の位置関係など、同機の特徴を良く捉えており、製作意欲をそそってくれます。筋彫りは一応凹ですがとても浅いため、完成時点でパネルラインをきちんと再現するには筋彫りをなぞって深くする増し掘りが必要です。

部品点数 64

デカ-ルはソ連, フィンランド, 東ドイツの3カ国から選べますが、毎度不満なのは箱絵の機体のマ-クがセットされていないこと。やはり箱絵のマ-クは最低でもセットしておいてもらわないと、箱絵に惹かれてキットを買った人が浮かばれませんよね。

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