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このBOXア-トは写真を基に若干修正したものだと思います。滑走路上をタキシング中のMiG-27Kソ連空軍機ですが、前後の距離感がグッと押し詰まっているので、遠くから望遠レンズで撮影したものでしょう。写真なので脚周りが細かく写っているのは当然として、ほとんど正面からのアングルなので機体のパネルラインやリベットは全く見えません。前面風防の窓枠は写真の上から絵具を塗り足した様に見えます。機体が陽光を浴びている割には空の色が暗い気がするので、空は他の写真または絵を合成している可能性があります。
ART MODELはMiG-23/27系の機体をいくつかキット化しています。それらのうち最も早く世に出たのはMiG-23UBで、次がこの-27K、そして3つ目のキットとして-27M/Dが発売されています(2015/2月現在)。MiG-23と-27では基本設計は共通ながら各部にかなりの差異があるため、キットでもMiG-23UBと-27Kでは別金型になっており、共通しているランナ-は1枚もありません。しかしキット内容は-23UBに良く似ていて、パ-ツからはとても良い雰囲気が漂って来ます。特に表面のディディ-ルが繊細で密度が高く、実感を盛り上げています。さらに小部品は程良い精度で好感が持てますが、一部に細かい部品があるので折らない様に注意しましょう。同社の売りのレジンパ-ツはシ-ト, 排気口, ガトリング砲銃身およびロケット弾ポッド先端が入っています。
部品点数 132
デカ-ルは、機番違いで3種類と、機番がなく、機首下側にワニの口を描いた機体の合計4種類から選べます。
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