TOPへ戻る Amodel 1/72 NM-1
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NM-1は革新的な戦略偵察機開発の一環として作られた実験機です。中・低速域の飛行特性をテストすることが目的で、計画されていた偵察機よりも小型だったそうですが、それでも全長27mと、MiG-21の2倍に達します。この大きさで降着装置がソリとドリ-だって言うんだからマイナ-機好きのディ-プマニアでもちょっと引くかも。BOXア-トはそんな同機の変態ぶりを見事に捉えた佳作で、機首にちょこんと乗った小さなキャノピ-と、いかにも頼りない降着装置が見る者に言いようのない不安感を与えます。その不安をかき消すためか、画面は明るい光に溢れ、遠景には海らしきものも見えて、何やら観光地のような雰囲気。機体が放つ危うさとは正反対の背景ですが、絵全体として見ると不思議な調和があって、実機を知らない一般消費者の目にも止まり易い箱絵に仕上がっています。

パ-ツは比較的小ぶりなランナ-に分けて成形されていて、その分ランナ-の数は7枚と多めです。ランナ-が小ぶりで枚数が多いのはAmodelの伝統だけれど、このキットの後部胴体のランナ-にはMaster と刻印されたタグがあるので、この金型がMaster 製であることが分かります。多分Amodel が全体の企画をして、金型だけMaster に外注に出しているんだと思いますが確たる証拠はありません。プラの色は濃い灰色で、昔のAmodel 製品が白を基調としていたのとは明らかに違います。このようにプラモ界がどんどん変化して行くのは仕方のないことですがAmodel にはぜひ頑張ってもらって、末永く変なソ連機を出し続けてもらいたいものです。

部品点数 57

デカ-ルは計器板の他に赤い星が7個セットされています。取説を見ると使う赤星は6個なので1個は予備ですかね。単座だから計器板も1つだけど、なぜかデカ-ルは2個
入ってるし・・。

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