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Su-11はSu-9から発展した機体で、より大型のレ-ダ-を搭載するため、機首の空気取り入れ口が拡大されています。BOXア-トはそんなSu-11の特徴を良く捉えていて胴体中央部とほとんど変わらない口径でポッカリと開いた鯉のぼりの様な機首が印象的です。絵のタッチはいつものAmodel調でパネルラインなどが緻密に描き込まれており、存在感のある一作に仕上がっています。
Amodelからはまず複座練習型のSu-9Uが発売され、続けてこのSu-11、さらにSu-9が発売されています。実機はそれぞれ類縁関係にあるのでキットも姉妹キットといった感じですが、どのキットも私に言わせれば申し分ない上出来キットなので、3キット合わせて美人三姉妹に囲まれ、これ以上の幸せはありません。パ-ツを良く見比べてみると、Su-9Uと共通なのは主翼上面パ-ツがついたランナ-と、増槽/ミサイルのランナ-、および小物類のランナ-1枚の合計3枚で、他はきちんと別金型で成形されています。Amodel伝統の簡易金型に起因する制約が有るのかどうか分かりませんが、無理なコンバ-ジョン化に走らず、正道を行く姿勢は評価できます。
部品点数 85
デカ-ルはSu-9Uと共通ですが、大きさの異なる赤星が合計2機分セットされていて、とても得した気分になります。 |
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