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BOXア-トは高空で旋回するSu-17M3。全面無塗装の銀の機体に空の青が映えて、冷たくも美しい氷の様な一作です。箱の左下にはメ-カ-ロゴと機種名のSu-17M3に続けて”AFGANISTAN
WAR”と印刷されているので、アフガン紛争で作戦行動中の１機を描いたものと思われます。爆装していますから対地攻撃に向かうのでしょうが、それにしては高度が高過ぎませんかね。雲海の規模と上空の青さから高度１万mはありそうですが、この高度からダイブして特定の地上目標を補足するのはいかに電子装備を搭載したM3と言えどもムリなんぢゃないでしょうか・・。
さて、Su-17/22の1/72キットは金型が大きくパンテラ系, ビレク系, ホビクラ系の3系統存在し、グリフォンの単発キットを除いてどのメ-カ-のキットも上記3系統のいずれかの金型によるOEM生産です。(2009年現在。その後MODELSVIT系が登場した) このMASTER CRAFTのキットはパンテラ系ですが、日本では本家のパンテラよりMASTERのキットの方が広く流通している様です。部品は大版ランナ-2枚が基本で、同シリ-ズのUM3KやM4では左写真の内翼がついたランナ-にド-サルフィンのパ-ツが付いていて、ここの金型を部分的に交換することで各型に対応しています。しかしこのM3ではそのパ-ツ用にもうひとつ別の小ぶりのランナ-が用意されているので、実機とは逆にUM3KやM4の後でM3が追加されたのかも知れません。
部品点数 ６７
デカ-ルはソ連軍機のみですが5種類と豊富で、ソ連機ファンとしては十分です。
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