TOPへ戻る MASTER CRAFT 1/72 Su-20 M2
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su20m2_mc72_BOXアート

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BOXア-トは取説の塗装説明によればリビア空軍のSu-22M2。箱にはSu-20M2と書いてあるけれど、どうやらこのキットはSu-17M2と-20M2および-22M2の3機種作れる様です。絵は光溢れる色彩で描かれた肉筆画で温かみを感じます。雲の様子からして高度は5千m以上の高空。雲海の上に出て地上は全く見えない中、M2得意の電子装備を駆使して目標目指して飛行中と言ったところでしょうか。箱の左下、機種名のSu-20M2に続けてLOS TIGRES と印刷されていますが、翻訳ソフトを駆使しても今一つ意味不明です。無線誘導された雌虎あたりが落ちかも。

MASTER CRAFTのSu-17シリ-ズはパンテラ金型によるOEM品で、巧みな部品分割による金型共有化が図られています。しかしSu-17シリ-ズの初期型に位置するSu-17/20/22M2とM3以降の型では胴体前半の形状が根本的に違うので胴体の金型共有はムリ。そこでMASTER CRAFT(パンテラか?)が採った方法は・・まず箱絵の直下の写真をご覧ください。これはM3以降のキットとは別に作られた金型によるパ-ツで、共有化できない胴体はここに付いています。パ-ツ写真3枚目の、外翼と水平尾翼が付いているランナ-は大きく部品が欠損し、まるでジャンク品の様ですが、ここは元々M3以降の胴体が付いていた所で、その胴体を切り取った上で箱に入れてあります。さらにその下の写真、機首先端部は胴体とは別パ-ツになっていて、これを差し替えることでSu-17M/20のキットになります。つまりこのパンテラ系金型は、Su-17M/20, Su-17/20/22M2, Su-17/22M3, Su-17/22UM3KおよびSu-17/22M4と、Su-17系のほとんどの型を網羅している恐るべき金型だったのです。

部品点数 87 (重複部品含む)


デカ-ルは機体原産国であるソ連の他、南米のペル-および別デカ-ルでエジプトと箱絵のリビア機の合計4種類から選べます。

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