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T-49はSu-9からSu-15へと続くスホ-イ戦闘機の進化を物語る生きた化石です。高性能レ-ダ-を搭載するには鯉のぼり式の機首ではムリと悟ったスホ-イが、いよいよサイドエアインティ-クに移行する直前の試作機がこのT-49と言う訳。BOXア-トはAmodel特有のアナログ/レトロ調で、同社のSu-9や11の箱絵と良く似た仕上りです。AmodelはBOXア-トのタッチにも共通性を持たせることで、スホ-イ戦闘機群の類縁関係を演出しているのかも知れませんね。
このあたりのスホ-イ機、Amodel からはSu-9U,Su-11,Su-9の順で発売され、このT-49が4機目となります。実機はそれぞれ類縁関係にあるので、キットもかなりのパ-ツを共用する姉妹キットです。パ-ツを良く見比べてみると、このキットはSu-9のキットを基本としていて、T-49オリジナルなのは胴体と機首のコ-ンが付いたランナ-のみ。他は透明パ-ツを含めSu-9と共通です。パ-ツの出来は私に言わせればもう完璧で、正確そうなアウトライン,
繊細な凹モ-ルド, 丁寧に作りこまれた小部品と申し分ありません。まだ組んでいないので合いの良し悪しは分かりませんが、多少の隙間や段差は慣れの問題でしょう。このキット以外に製品化される見込みのない同機ですから、唯一のキットの出来が良いのはありがたいことです。
部品点数 65 (不使用パ-ツ含まず)
デカ-ルは実機が試作機なので基本は国籍マ-クのみ。しかし細かいコ-ションデ-タが多数セットされていてとても賑やかです。
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