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BOXア-トは海に沈む夕日を背景に、なぜか海面スレスレとも思える超低空を飛んで行くTu-22M3、ソ連空軍機です。しかし実際にこの機が洋上をこんな低空で飛ぶことはまず有り得ません。そこで考えたのですが、海に見えるものは実は雲海ではないでしょうか。私も時々海外出張で飛行機に乗りますが、雲海に夕日が沈むこの絵の様な状況を何度か見た事があります。上空にも薄雲があるのでまだ成層圏には達しておらず、下の雲海は雲海としては比較的高度が低いと思われるので、そこに夕日が沈むのも納得できます。と言う訳でとりあえず絵の謎解きはできたとして、改めて機体を見てみると、上に反り上がったレド-ムとMiG-25の様な矩形の空気取り入れ口を備えた同機の特徴がしっかりと描かれています。しかし機外にミサイルも爆弾も増槽も、一切なにも装備していないので、非常にあっさりした絵になってしまいました。Tu-22M3は胴体下面に半埋め込み式で巨大な対艦ミサイルを装備できるので、ぜひそれを装備した絵にして欲しかったです。
このキットは姉妹キットである同社のTu-22M2とほとんどのパ-ツを共用しています。具体的には左側の写真4枚と右下の透明パ-ツまでM2と共用で、M3独自なのは矩形空気取り入れ口とレド-ム、および対艦ミサイルのパ-ツのみです。従ってパ-ツ解説は恐れ入りますがESCI1/72Tu-22M2の記事をご参照ください。
部品点数 107
デカ-ルもM2と共通です。番号が3種類セットされていますが、14と07はM2用なので、M3で選べるのは76番のみです。
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