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BOXア-トは着陸か離陸か分かりませんが、滑走路のすぐ上を飛ぶTu-91、ソ連試作艦上攻撃機です。絵の成り立ちは肉筆かCGか、はたまた写真ベ-スなのか、にわかに判断し難いですが、私が見たところCGを基に一部加筆したものではないかと考えています。判断の決め手は機体のアウトラインが冷酷なほどきっちりしていて破たんがないことと、背景がゲ-ムなどで有りがちな、リアルだけれどどこかデジタルっぽい風景になっている点です。後から描き足したと思われるのは、コクピット内のパイロット2名と機体外板のグラデ-ションで、それらに人の手によるアナログ感を感じるのですが、CGも日々進歩しているので、ひょっとしたら全部CGという可能性も有ります。絵の構図は視点の高さが機体とほぼ同位置なので、胴体側面形は良く分かりますが、翼の平面形は分かりません。この機体の場合、機首の二重反転プロペラと胴体側面に開口したタ-ボブロップエンジンの排気口が大きな特徴なので、それらが描けているこのア-トはプラモデルの箱絵として機体の特徴を伝えるという役目を果たしていると言えるでしょう。

箱を開けるとグレ-のプラで成形されたランナ-が7枚と透明パ-ツのランナ-が1枚出て来ます。その内、胴体と主翼のパ-ツは大きくて、単発大戦機だったら1/48かそれ以上ありそうなボリュ-ムです。プロポ-ションは実機を良く調べていないので何とも言えませんが、パ-ツから漂って来る雰囲気は悪くありません。成形に変な反りや歪みがないので恐らく合いは良いでしょう。小部品の出来も精巧で好感が持てます。やや問題なのは筋彫りで、当然凹なのですが浅いため、適度に増し彫りすると良いでしょう。あと取説には機首に重りを20g入れる様に指示されていますが、機首下面には透明窓があるため、重りを入れるスペ-スに苦労しそうです。

部品点数 116

デカ-ルは赤星4個の他は計器類のみ。非常にあっさりしていますが実機が試作機なのでその他のマ-キングは無く、これで十分です。

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