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BOXア-トは荒涼とした冬の原野を低空でかすめるYak-21で、同社のYak-17UTIの箱絵に似た構図になっています。100%手描きなのでア-トの価値はありますが、筆使いがUTIの箱絵にも増して荒々しいので、私個人的にはあまり好きな絵ではありません。
さて、Yak-15から21にかけての実機の類縁関係は、-15の複座練習型が-21, -15を前輪式にしたのが-17, -17の複座練習型が-17UTIといった具合で、各型通して機体の基本設計は同じです。Amodel
からは-15, -17, -17UTI, -21と4機種全てキット化されていますが、実機同様かなりのパ-ツが共通化されています。3枚に分けられたランナ-のうち、胴体パ-ツが付くランナ-に脚収納部を含む翼下面と脚小物がセットされ、この金型を取り替えることで各型の違いに対応。他2枚のランナ-は4キット全てで使い回すという巧妙な作戦で金型の設備投資を抑制しています。そういう訳でキットの特徴も各型共通です。(キットの特徴は同社製Yak-15のペ-ジをご参照ください。)
部品点数 61
デカ-ルはYak-17用の1枚に、-21用の101番の小片が添付されていて、-21としては箱絵のソ連軍機だけしか選択できません。最近のデカ-ルは、下の-17用オリジナルデカ-ルにUTI用と-21用の小片を合体させたリニューアル版に変更されています。
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