TOPへ戻る Amodel 1/72 Yak-27R
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yak27r_am72_BOXアート

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Yak-27はYak-25がYak-28へと進化して行く途中の機体ですが、このBOXア-トはそんなYak-27の微妙な形状を見事に描き出した一作です。Yak-25や28ですらメジャ-な機体とは言い難い中、中間のYak-27をキット化した Amodelには一本筋の通ったポリシ-を感じずにはいられません。絵の出来も上々で、恐らく夜と思われる暗い空を背景に浮かび上がった機体は涼冷な金属感に溢れています。良く見ると右翼のエルロンが少し上がり気味になっているなど、細かい部分までマメに描き込んである一作です。

このキットの通し番号は72111で、同社のYak-28シリ-ズが一通り出揃った直後のキット化でした。同系列の機体なのでYak-28キット化の余韻が残っている内に恐らく同じスタッフの手によって作られたものと思われます。基本的なパ-ツ構成はYak-28シリ-ズに良く似ていますが、主翼を左右各1パ-ツに簡素化して部品点数を若干減らしています。とは言えエンジンポッド1基20パ-ツも使うなど、小部品満載のAmodel調に変わりはありません。特に外翼に付く増槽はこれだけで1枚のランナ-を起こしているので、うっかり忘れていて後で慌てて追加したのかも知れません。パネルラインは同社伝統の凹筋彫りですが、他キットに比べるとやや彫りが浅く、部分的にヨレたり曖昧に消えたりしている箇所もあるので、部分的に彫り足してやった方が良いでしょう。プロポ-ションは組んで見なければ判りませんが、Amodelですから信用して大丈夫だと思います。

部品点数 106

デカ-ルは赤星が1機分と機首の番号が2種類、あとはコクピット前方のアンチグレアとコションデ-タという構成。それに箱絵の機体の翼端赤帯がセットされています。機体塗装は35番,47番とも無塗装銀です。

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