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BOXア-トは高空の透明感溢れる空中を疾駆するYak-28P。洗練されたスマ-トな胴体と肩翼に近い位置に配された主翼など、同機の特徴が良く描けていますが、機体の塗装が単純なだけに背景が空だけというのは絵としてはやや物足りない感じがします。
このキットは同社のYak-28シリ-ズ最初の作品で、通し番号は7244。でもなぜか最後の1桁が5の上に訂正して4と印刷されているのはご愛嬌。ちなみに7245はKa-31です。同社のYak-28はこの他にYak-28I(7288),
Yak-28R(7291), Yak-28L(72102), Yak-28PP(72108), Yak-28IM(72126)と合計6機種も発売されています。Amodel以外のメ-カ-からは全くキット化されていませんが、本家のAmodelでこれだけ揃うのですからソ連機ファンにとって不満はありません。さて、肝心の中身は「これがAmodel
だ」と言いたくなるほど完璧にAmodel的な内容だったので安心しました。同社伝統の簡易インジェクションでややバリがあり、全体にもっさりした感じは否めませんが、筋彫りは適度な凹。各部のディティ-ルもなかなかのもので小さい部品に至るまでしっかり真面目に作り込まれています。ただし、精密さを追求したのか、特に小部品が必要以上に分割されているため部品点数が多く、組み立てには相当手間が掛かりそうです。
部品点数 １１３
デカ-ルは赤い星1機分と機首の番号が2種、あとはコクピット下方に描かれている文字とコ-ションデ-タという構成。ソ連機のマ-キングは元来地味だし、特にYak-28Pは防空軍所属の迎撃機ですから、この内容で十分だと思います。 |
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