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BOXア-トは夏の大平原の上空を飛ぶYak-7DIの2機編隊(Yak-7DIの生産数は1機のみとする説有り)。機体形状や表面のディティ-ルがやたら真実味に溢れているので、もしかしたら写真を加工して絵にしたものかも知れません。それにしても地上には本当に何もなくて、ただただ原野が続いているだけですが、これが真実だとすればロシアの大地というのは恐ろしいものですね。
箱の中には同社のYak-7V/UTI丸々1機分のパ-ツの他に、胴体だけを成形したランナ-が1枚入っています。つまりこのキットはYak-7V/UTIにDIの胴体パ-ツを追加したものです。実機のYak-7DIはYak-7V/UTIとは主翼も胴体も異なり、Yak-9の原型になった機体なので、キットの主翼がYak-7のままなのは間違いです。そのまま組むと突出風防を装備したYak-7Bの後期型に近いものが出来上がりますが、まあそれはそれで良いのではないでしょうか。パ-ツはディティ-ルが甘く、バリも多くて年代の古さを感じさせます。こういうレトロキットはディティ-ルの潰れを気にせず思い切り工作できるので、ストレス解消に良いかも知れません。
部品点数 33 (重複パ-ツ含まず)
デカ-ルは元々1枚だったものを切断して同社のYak-7V/UTIと半々に分けられています。計器板はマ-クはありますがパ-ツがありません。また色々な大きさの赤星や大戦機では見かけないマ-クも入っているので、これは汎用デカ-ルと思われます。
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