|





|
|
このBOXア-トには物語りがありますね。場所はツンドラ地帯、トナカイを遊牧して暮らす先住民の野営地で急病人でも出たのでしょう。救急搬送仕様のMi-3
Ambulanceが出動し、救急ポッドに患者を収容しました。先住民の家族は救急隊員に身の周りの品を渡し、家族を町の病院での治療に託します。空一面の光はオ-ロラか。荒涼とした雪原、左に針葉樹の森、先住民のテントの奥には無数のトナカイと、圧倒的な大自然の中で、中央のMi-3が人間の科学力の象徴として頼もしい存在感を放っています。絵の技法としては、背景や人物に写真的な写実性が無い中、Mi-3のメカだけが写実的なのでややバランスに欠けます。背景はこれで良いとして人物だけもう少し写実的に描けば素晴らしい名画になったことでしょう。
このキットは先行発売されたMi-1Mのキットを基本とし、Mi-3の特徴である4枚ロ-タ-と機外装備の救急ポッドのパ-ツを追加したものです。左の箱絵の下2枚のランナ-と大きい方の透明部品がMi-1Mと共通、その他がこのキットオリジナルです。オリジナルパ-ツも他のパ-ツと同じ出来栄えなので、恐れ入りますがパ-ツ解説はMi-1Mの記事をご参照ください。
部品点数 76
デカ-ルは取説の塗装説明では箱絵の救急ヘリの指定しかありませんが、それだとデカ-ル右半分の白文字が余ります。デカ-ル下端にはMi-1とあるので、このデカ-ルはMi-1/3の共用デカ-ルと思われます。 |
|



|
|