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基本工作・小物・展示台 が片付いたらいよいよ本格的な塗装に入ります。 |
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ここまでの全体像をUPしておきます。艦首の昇降舵も着いてこれで組立ては終了。この昇降舵と潜望鏡類は着脱可能なので塗装時は外します。塗装はまずはサフからですね。レジンにも使えるプライマーサーフェイサーの缶スプレーを買って来て、上写真の段階ですでに艦尾に試し吹きしてあるんですが、密着も良くまずまず行けそうです。 |
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塗装は船体にいくつかの色を塗り重ね、最後に表層の色を少し削って下層の色をチラっと覗かせる技法で行きます。この技法は前作の潜水艦2作:K-3とK-19でそこそこの結果が出せたので私の作風の標準にするつもりなんですが、レジンで上手く行くかどうかは分かりません。とにかくやって見ます。まず1色目は黒。これが色のベースとなります。続いて下半分をマスキングして上半分に艦底色を吹きました。下層は以上です。 |
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上層の塗装、喫水線から上は軍艦色、下は濃松葉色を吹きます。潜水艦の下半分って普通は艦底色だと思うけど、キットの取説では濃松葉色と指定されています。ネットで調べると確かにそういう色の実物のカラー写真が見つかったので、素直に取説の指示通りクレオスの320番をボトルストレートで吹付けました。続いて上面と下面の境界に白い線を描きます。やり方は、先に0.7mm幅のマスキングテープを線の位置に貼っておき、次に6mm幅のマスキングテープを0.7mmの上下から挟む様に貼ります。6mmを貼り終えたら0.7mmを剥がし、そこに艶消し白を筆塗りし、乾燥後テープを剥がして出来上がり。この方法なら私の様な艦船素人でも比較的簡単に白線を描くことができます。船体本体としてはこれで取説に指定されている色は全て塗り終わりました。しかし、どうも情報量が足りません。もちろんこの先ウェザリングや墨入れをしますが、それだけでは今一実感が不足しそうです。ここは一つ多少のフィックションを取り入れて独自のアレンジをやって見ます。 |
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独自アレンジを施して完成。かなりフィックションが入っていますが模型映えはしたと思います。ポイントはベント孔付近の錆表現と上面の一部を明るいグレーで塗ったこと、さらに孔やコーナーエッヂに黒で墨入れして立体感を強調して見ました。終わって見ればキットの素性の良さに助けられて何とかモノにできたと思っています。
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