TOPへ戻る バス停ジオラマ
 リストへ戻る

バス停ジオラマ_01
自作アレンジ Nゲージ(1/150) バス停ジオラマ   完成日 2017年 1月 9日

作品について
このジオラマは自宅の最寄りのバス停を題材にして作りました。固有名詞を出すと自宅の場所がバレてしまうのであえて伏せますが、このバス停は、とある公共施設の外周にめぐらされたレンガ敷の遊歩道の一角にあり、周囲を植え込みや木立に囲まれてとても風情が良いのです。私は小・中・高の12年間、このバス停を使って通学しました。自分で車を運転する様になってからはあまりバスは使わなくなりましたが、たまに飲み会がある時などは相変わらずこのバス停からバスに乗って行きます。そんな日常の一コマを切り取っておきたくて以前から構想を温めていたところ、所属している模型サークルの展示会をきっかけにして完成させることができました。

バス停ジオラマ_02


バス停ジオラマ_03 バス停ジオラマ_04

当時記
この作品を作り始めたのは2016年6月下旬です。2015年の暮れに同居していた実父が亡くなり、2016年4月からは長男が大学進学で下宿先に転出して家庭人口が激減。それが原因でスランプに陥り、2016年前半は全く模型を弄れませんでした。そんな中、所属している模型サークルの2017年度展示会テーマが「子供」に決まったんです。当時私の子供たちは長男が大学1年、長女が中3でした。そこで長男がまだ家から高校に通っていた1年前、長男・高3、長女・中2の設定で、彼らの通学風景をバス停ジオラマにして残すことにしました。下写真・右、バス停ポールの脇に立っている黒いブレザーの青年が高校の制服姿の長男です。一人挟んで紺のセーラー服の女の子が長女です。何分Nゲージ(1/150)なので小さく、表情など分かるはずもありませんが、心の目で見れば二人とも私の子供たちです。この先子供たちがすっかり大人になっても、このジオラマを見れば中・高生だった当時のことを思い出すでしょう。

バス停ジオラマ_05 バス停ジオラマ_06

素材など
この作品は、いつも作っているプラモデルではなくて、鉄道模型用の素材を多用しています。言わば「鉄道のない鉄道模型」です。主役は何と言ってもバスですが、これはトミーテックのバスコレクション第7弾「いすゞエルガ」をほぼストレートで使っています。このシリーズは小さいのに超精密で出来が良いと評判ですが、それはここに挙げた写真からもお分かりいただけるでしょう。脇役の乗用車(プリウス)もトミー製です。これはタクシー仕様だったものを若干改造しました。その他バス停ポールと屋根、自販機、街灯、ガードレール および樹木は全て鉄道模型用に販売されているものを購入しました。ベースとカーブミラーは自作しています。

バス停ジオラマ_07

制作記があります。よろしかったらぜひご覧ください。


TOPへ戻る  リストへ戻る  制作記へ