|
ベースと上に載るものの両方が完成したら、いよいよ上物を載せて行くデコレーション工程に入ります。順番としては壁際を「奥」として、奥から手前に向かって取付けて行くことにしました。まず取り付けたのはバス停中央部の奥、正に壁際に位置する「植え込み」です。このパーツは底面をヤスって平面出ししたつもりなんですが、いざベースに置いて見ると反りが合わず、左端で2mm程度浮いてしまいました。あわてて修正に掛かります。 |
|
|
 |
 |
 |
|
修正は隙間に木工ボンドを塗り、そこに植え込みの表面を覆っているのと同じコ-スタ-フを詰め込んだところ、とりあえず隙間はなくなりました。 |
|
まあこれだけでも良かったんですが、境界をぼかすともっと良くなる気がしたので、「カントリーグラス」というジオラマ用のパウダーを植え込みの生え際に撒いたところ、上写真・右の様になりました。まずまず遊歩道と植え込みが融和してくれたのではないかと思っています。次に、@植え込み中央部に生えている木、A円形ベンチ、B自販機+ゴミ箱x2 を取付けました。どれも接着剤を付ける面積が少ないのでガッチリ固定できているかどうか分かりません。@は0.5mmステンレス線を介してベースに刺さっています。細いステンレス線に接着剤を塗って差し込みましたが、どれだけ強固に接着できているか不安です。一応逆さにしても落ちないけれど、手で木を引っ張ったら抜けそうです。Aはベースに置いてからずらすと接着剤がはみ出すので、位置決めが一発勝負となり、緊張しました。Bは中では一番のりしろがあったけれど、逆に接着剤を付け過ぎて遊歩道に押し付けたら脇からはみ出し、あわてて拭き取るなど苦労の連続でした。 |
|
|
 |
 |
 |
|
続いて遊歩道上に木を3本植えます。植樹スペースに木を接着しただけでは左側の様に根本部分が不自然なので、カントリーグラス(ジオラマ用パウダー)を撒いて調整。その結果、右側のごとく、自然な感じになってくれました。 |
|
続いて遊歩道の車道側の縁(ふち)に生垣パーツを接着しました。この生垣パーツは単品で見ていると何だか緑のナマコの様で、これが本当に生垣に見えるのか心配したけれど、今こうしてベースに取り付けて見ると、どうにか生垣に見えるのでホッとしました。続いて人工物を取り付けて行きます。付けたパーツはバス停のポールと雨除け、カーブミラーと街灯、そしてバス停とは反対側の歩道と車道を隔てるガードレールです。これら小物は単品の出来よりもベースに配置した後のバランスが大事なんですが、結果は下写真の通りです。まあ何とか自分では合格点だと思っていますがいかがでしょうか? |
|
|
 |
|
|
|
 |
|
続いて塀の裏側に木を植えます。 |
|
結構広かった塀の裏側も、杉1本、ケヤキ3本を植えたらぎっしり詰まって来ました。ケヤキ3本が端から中央に向かって徐々に低くなるリズム感と、端に近い位置にそびえる杉の高さのハーモニーで生け花的な全体調和を狙ったのだけれど、出来栄えはまあまあでしょうか。
続いて塀の裏側の地面を草地にします。まず上の写真で茶色に塗ってある地面に、木工ボンドを水で溶いたものを一様に塗布し、その上にカントリーグラス(ジオラマ用パウダー)を撒きます。それだけだと定着が弱いのでさらにその上から木工ボンドの溶き汁を乗せたのが下写真・左端です。それが乾燥したのが下・中央、さらに所々丈の高い草を配置したのが右端です。 |
|