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La-15 | |
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COOPERATIVA 1/72 La-15 | 完成日 2005年 1月15日 |
La-15 実機について ラボーチキン設計局は第二次大戦中、ヤコブレフ設計局とならんでソ連戦闘機開発の中核を担って来ましたが、戦後はジェット化の波に乗り遅れ、衰退の道を歩き始めます。そんな中、このLa-15だけがラボーチキン唯一の量産ジェット戦闘機となりました。開発時期はMiG-15とほぼ同時期で、後退角37.3度の主翼を肩翼配置とし、尾翼の形状などもMiG-15によく似ています。しかしMiGより非力なエンジンしか割り当てられなかったようで、機体を極力小型にまとめ、少ないエンジン推力でMiG-15に迫る飛行性能に達したそうです。特に左右一体に作られた主翼は剛性が高く、MiG-15が悩まされたウィングドロッピングなどの空力的問題とは無縁だったそうで、「ラボーチキンよくがんばった」 と言えるでしょう。しかしその後は不具合を改善したMiG-15が順調に量産配備されたため、本機は少数が生産/配備されたにとどまりました。 |
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当時記 このキットは2004年春、ネット通販の中古品コーナーで見つけて買いました。COOPERATIVAなんていうメーカーはそれまで知らなかったのですが、La-15のキットがあるだけでありがたいと思ったし、中古で割安だったので迷わず購入しました。なんだか15年間冬眠している間にソ連機プラモデルをめぐる社会情勢(大げさ)は大きく変わったようで、旧東欧や旧ソ連を構成していた国々から色々な機種のプラモが入って来てます。よし、やる気満々。でも先に手を付けていたキットが2個あったのでLa-15を作り始めたのは2004年11月くらいから。で、完成は2005年1月。これは私にしては記録的なハイペースなんです。(十分遅いですが) |
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キットについて [COOPERATIVA 1/72 La-15] : このキット、バリだらけなのに引けてたり部品の接合ガイドがいいかげんなど、国産キットの水準に照らせば40年前のレベルです。しかし、翼の厚みや脚パ-ツはスケ-ルに忠実だし、全体のプロポ-ションも良好で、実機の雰囲気が良く再現されていると思います。私の場合、すきまや段差は自己流ですがネチネチと修正できます。でも形が似てないとか雰囲気が悪いキットはお手上げなんです。従ってこのキットは私にとってはOK。いやもしかしたら傑作キットかも知れません? とにかくこのキットは苦労させられてもちゃんとその分を返してくれる正直なキットだと思います。 |
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制作記があります。よろしかったらぜひご覧下さい。 |
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