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DORAGON 1/200 Tu-95K-22 完成日 2018年 2月18日

Tu-95K-22 実機について
Tu-95はソ連で最も成功した大型軍用機のひとつです。元々戦略爆撃機として開発されましたが、その長い航続距離と大きな搭載量を活かして様々な用途向けの型が開発されました。機種としての寿命はとても長くて、1952年に原型機が初飛行して以来、半世紀以上に渡って使われ続けているので、基本設計がしっかりした傑作機なのでしょう。Tu-95K-22は1980年代に入ってソ連空軍で運用された型で、爆弾の代わりに長距離空対地ミサイルを搭載しています。これは近代戦では敵の戦闘機や地対空ミサイルなどの防空能力の発達により、攻撃目標の上空にたどり着くことが困難になったので、目標のはるか手前から長距離ミサイルを発射する戦法に変り、それに合わせて爆撃機の兵装を変更したものです。ミサイルの誘導用なのか、機首に装備された幅広のレドームが印象的です。

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当時記

このキットは2018年1月7日に着工し、同年2月18日に完成しました。その年の3月に所属している模型サークルの展示会がありまして、これの姉妹キットのTu-95RTsを使った作品を出すためにそのRTsを作り始めたのですが、1/200で小さいし、どうせ作るならこのTu-95K-22も作ってしまえと2機同時制作に踏み切ったのです。結果はまずまず成功で、基本構造が同じ2機を効率良く作ることができ、1.5ヶ月の工期で2機とも完成させることができました。2機分のパーツが混ざらない様に箱をきっちり分けて注意して作ったことを覚えています。

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キットについて
[DRAGON 1/200 Tu-95 BEAR G] :DRAGONからは1/200スケールでTu-95がこのK-22ともうひとつRTsが発売されています。1/200というスケールは旅客機が主で軍用機はほとんど見掛けませんが、Tu-95は旅客機並みの大型機なので1/200でもそれなりの存在感を放ってくれます。かなり古いキットなので、DRAGON製にしては組み難いと言われているけれど、同年代の東欧系キットに比べれば格段に組み易く、制作にストレスは感じませんでした。またプロポーションは着実に実機の特徴を捉えていて良い雰囲気だし、ディティールもスケールなりに緻密で、作って損のないキットと言えるでしょう。

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制作記があります。よろしかったらぜひご覧下さい。 


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