TOPへ戻る Tu-95RTs (1/200)
展示場へ戻る

tu95rts_dg200_01
DORAGON 1/200 Tu-95RTs 完成日 2018年 2月18日

Tu-95RTs 実機について
Tu-95はソ連で最も成功した大型軍用機のひとつです。元々戦略爆撃機として開発されましたが、その長い航続距離と大きな搭載量を活かして様々な用途向けの型が開発されました。機種としての寿命はとても長くて、1952年に原型機が初飛行して以来、半世紀以上に渡って使われ続けているので、基本設計がしっかりした傑作機なのでしょう。Tu-95RTsは1960年代中ごろからソ連海軍で運用された型で、爆弾等の自前の兵装を持たない代わりに大型レーダーを搭載し、潜水艦や海上艦から発射されたミサイルを誘導するのがその任務でした。かつては西側の艦船の上空にたびたび姿を見せ、警戒のために発進した西側の戦闘機に付きまとわれている写真が数多く残っています。

tu95rts_dg200_02

tu95rts_dg200_03

当時記

このキットは2018年1月7日着工・同年2月18日完成と、およそ1ヶ月半で作り上げました。しかも姉妹キットのTu-95K-22と2機同時制作だったので、日ごろ手の遅い私にしては驚異的なハイペースだったことになります。速くできた理由は3つありまして、第一にキットが1/200と小柄で作り易かったこと、第二に定年退職した後で毎日模型が弄れたこと、そして第三に所属している模型サークルの展示会に出品するという目標があったこと・・が挙げられます。制作期間中は真冬でとても寒く、ちょうど大寒の時(2018/1/20〜2/3)に数十年に一度と言う寒波に見舞われました。暖房のない模型部屋でブルブルふるえながら作ったのを覚えています。

tu95rts_dg200_04

キットについて
[DRAGON 1/200 Tu-95 BEAR D] :このキットはDRAGONの初期のころの製品で、Tu-95とB-52という東西の代表的な大型機を1/200の手ごろなスケールでモデル化したシリーズの一角です。作って見ての感想は、素直なパーツ割りと精度の良い成形で組立てに特段の苦労はしませんでした。ただ、エンジンナセル部分の合いが悪いのと翼面に少しヒケがあるので、全く無修正という訳には行かないけれど、逆にそのくらいはやることが残っていないとつまらないので、丁度良い感じです。ちょっと気になるのはプロペラで、キットのままでは手裏剣みたいでとてもプロペラには見えないので、32枚あるプロペラブレードを1枚ずつ成形しました。出来上がって見ると1/200とは思えない密度感で、小粒ながら満足させてくれます。

tu95rts_dg200_05

tu95rts_dg200_06

制作記があります。よろしかったらぜひご覧下さい。 


TOPへ戻る
展示場へ戻る
制作記へ