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BOXア-トには一見ゴルフ場のような薄緑色の草原の中、ろくに舗装もされていない滑走路から飛び立って行く I-270 が描かれています。絵のタッチは繊細とは言い難いのですが、無塗装銀の機体の金属感が妙にギラギラと実感に溢れているので、これは恐らく写真に手を加えて絵画風に仕立てたものと思われます。基が写真だとすると、こんな前線の簡易飛行場みたいなところでロケット実験機を飛ばしていたことになりますが、当時のソ連ではそれが現実だった可能性もあり、一概に否定し切れません。
このキットの通し番号は7212でAmodel 初期作品群の一角。中央のスプ-ルから放射状に延びたランナ-に部品が取り付く形は同社のMiG-9と同じです。素材のプラは乳白色で塗装には好都合ですが、粉っぽい感じがしてややもろいので、細かいパ-ツの切り出しやバリ取りには注意が要ります。
部品点数 ２５
実機が２機しか作られなかったのでデカ-ルも至ってシンプルですが、赤星の他、２号機の機首に塗られていた赤い模様と若干のコ-ションデ-タもセットされており、本機のマ-キングではもうこれ以上のバリエ-ションはありません。
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完成作例があります。よろしかったらぜひご覧下さい。左の画像をクリックすると展示場へ移動します。このペ-ジに戻るにはブラウザの戻るボタンを使って下さい。
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