|



|
|
BOXア-トにはほとんど何も無い原野の上空を急上昇して行く I-302P が描かれています。手前の川には橋が架かっていて結構な川幅ですが、堤防らしきものはありません。奥の日光が反射している部分も水で、これが川の本流だとすると日本の川の十倍はありそうです。そんな荒涼としたソ連の大地を背景にグライダ-の様な
I-302 が飛んでいる姿は、自然の大きさと人間の無力さ、無常観まで感じられ、私好みの寂しい絵に仕上がっています。
このキットの通し番号は 7220 で初期から中期に入るころの作品と見られ、だいぶ手馴れて来た感じがします。実機を良く知らないので断言できませんが、Amodel
の常として形状は正確と見て良いでしょう。一方で表面のディティ-ルは同社製品の中でも甘い出来で筋彫りが浅く、所々途切れています。個体差かも知れませんが胴体左右の反りが合わないので接着前にお湯に漬けて歪みを取りましょう。
部品点数 21
デカ-ルは縁なしの赤星が8個だけのシンプルな構成。これだと主翼上面にも赤星が付けられますが、この時期のソ連機は主翼上面のマ-クがないのが標準なので、貼る前に良く調べた方が良さそうです。
|
|

|
|
 |
|
完成作例があります。よろしかったらぜひご覧下さい。左の画像をクリックすると展示場へ移動します。このペ-ジに戻るにはブラウザの戻るボタンを使って下さい。
|
|
|