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BOXア-トは雲海上を２機編隊で飛行中のMiG-21F-13、ソ連空軍機です。このキットが世に出たころは東西冷戦の真っ最中で、第一線配備中のMiG-21は分厚い鉄のカ-テンに隠されていたはずです。ところがこのBOXア-トはそんなMiG-21F-13の特徴を良く捕らえていて、今見てもほとんど違和感がありません。当時のAIRFIXの熱意と情報収集力の高さに大きな拍手を送りたいと思います。
箱絵が素晴らしいだけに中身にも期待したいところですが、さてどうでしょうか・・。パ-ツはさすがに年代を感じさせる構成で、ディティ-ルなど不満な点は多いです。しかし機体形状はスケ-ルを含め実機に実に良く似ており、特に胴体側面形は惚れ惚れするほどの出来栄え。機首を絞りすぎているのとキャノピ-の前面が寝すぎているのは有名ですが、逆に言うとその２点以外は形状に大きな問題はないと思います。つまり中身も箱絵に負けず劣らずAIRFIXの往時を偲ばせてくれます。スケ-ルモデルとして今でも十分通用するこのキットですが、2005年にドイツレベルから新金型の
1/72 MiG-21F-13 が発売されてようやくその使命を終えました。長い間ご苦労様・・（感謝）。
部品点数 ３９
デカ-ルはフィンランド、チェコスロバキア、そして実機原産国ソ連の３種類から選べます。それぞれの機体番号なども実機に取材したものなので正確です。ただ赤星マ-クは白縁はついていますが赤縁がないのが残念。
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完成作例があります。よろしかったらぜひご覧下さい。左の画像をクリックすると展示場へ移動します。このペ-ジに戻るにはブラウザの戻るボタンを使って下さい。
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