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BOXア-トはなんとも不思議な色に染まった雲海上を飛ぶ、リビア空軍のSu-22M。エアブラシを多用した絵ですが実感は今ひとつです。Su-22のサブタイプは複雑で、まずSu-17M2の輸出型がSu-22(無印),
次にSu-17M3の電子装備類を簡略化したSu-22M, さらにSu-17M3とほぼ同等の装備を持つSu-22M3, 最後がSu-17M4の輸出型のSu-22M4となります。それで、箱絵は明らかにSu-22M
なんですが、中に入っているのはSu-22(無印)のキットなんです。この時点ですでに大きな間違いを犯しているわけで、さすがホビクラ、やってくれるねぇ〜
という感じです。
金型は正規インジェクションと思われ、バリは少なく、パネルラインは凹です。可変式の外翼は穴を内翼内側の円柱突起に通すだけの簡単なもので、連動ギミックはありません。全体の雰囲気はまあSu-22以外には見えないといったところ。各パ-ツの成形はしっかりしていますがディティ-ルが甘く、精密感に欠けます。特にコックピットががらんどうでシ-トと計器板しかなかったり、排気口が筒抜けで機首部まで見通しなのはいただけません。反面、部品点数が少なく合いも良いので、例えば飛行姿勢のデスクトップモデルにするなど、割り切って取り組むのがこのキットの正しい作り方と言えそうです。
部品点数 47
デカ-ルはリビア空軍の国籍マ-クと機首インティ-クの注意喚起塗装のみ。リビアの国籍マ-クは単純な緑の丸や四角ですから、無理にデカ-ルを使わず、手書きした方が良いかも知れません。
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完成作例があります。よろしかったらぜひご覧下さい。左の画像をクリックすると展示場へ移動します。このペ-ジに戻るにはブラウザの戻るボタンを使って下さい。
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