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BOXア-トは浅い角度で降下しながら機銃を発射しているYak-7Bで、右翼下の地上では何やら爆発の白煙らしいものが立ち上っているところを見ると、対地攻撃中の1シ-ンの様です。手持ちの資料本からはこの箱絵の機体を見付けることはできませんでしたが、キットの塗装説明図では1943年春・レニングラ-ド戦線となっています。白い部分がまだらに残っているのは冬の間に応急的に塗った白い水性塗料が剥げ残ったもので、これを模型の塗装で再現するのもまた一興でしょう。絵の出来は悪くありませんが、明度/彩度とも今一つコントラストが弱くてインパクトに欠けます。空をもっと明るく、地上をもっと濃い土色で表現すればずっと良い絵になると思うのですが、プロの絵描きさんがそんなこと知らないはずもないので、なんでこんな色使いになっているのか良く分かりません。
VALOMからは1/72のYak-7がサブタイプ違いで数種類発売されています。基本となるプラパ-ツは左写真の大きなランナ-1枚に成形されていて、これは各キット共通。エッチングパ-ツと透明部品も共通。さらにレジンパ-ツが付いていて、これを変えることでサブタイプの違いに対応しています。このYak-7Bは最も基本的な構成で、共通パ-ツだけでほとんど完成しますが、なぜかタイヤとコックピット内壁のディティ-ルがレジンなので、レジン不使用というわけには行きません。
部品点数 60 (エッチングパ-ツ含まず)
デカ-ルは箱絵の機体の他、夏期迷彩の機体も選べます。質は印刷/発色とも綺麗で見た感じ全く問題ありません。
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完成作例があります。よろしかったらぜひご覧下さい。左の画像をクリックすると展示場へ移動します。このペ-ジに戻るにはブラウザの戻るボタンを使って下さい。
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