SSN627 ノヴェンバー級

海へ戻る
制 作 記
KIT REVIEW

November_Photo_1
ZVEZDA 1/350 November Class 完成日 2018年 12月16日

ノヴェンバー級概要
ノヴェンバー級とはソ連の攻撃型原子力潜水艦627型,627A型および645型に対して付与されたNATOコードネームです。このうち627型はソ連初の原子力潜水艦で1隻だけ建造されました。この艦の艦名はK-3です。量産型は627A型で、627型の原子炉関連の安全性向上と航海装置の改良などが行われて14隻建造され、ソ連海軍の第一世代攻撃型原潜となりました。最初の627型(K-3)が就役したのは1959年で、これは世界初の原子力潜水艦:ノーチラス(アメリカ)に遅れること4年でした。船体の基本設計は当時ソ連で最新の通常動力潜水艦611型(ズールー級)を母体としているとのことですが、真円断面の長い船体に半球状の艦首が付く魚雷の様なイメージの外観はそれまでの通常動力潜水艦とは一線を画しています。尚、645型は1次冷却媒体に液体金属を使用する原子炉を搭載した実験的要素の強い艦で、627型同様1隻のみ建造されました。

November_Photo_2

November_Photo_3

November_Photo_4

当時記

2018年は私が前年2017年12月に満60才でサラリーマンを定年退職した後の最初の年でした。それまでに比べ時間に余裕ができので以前から作りたかったソ連潜水艦に手を出し、このキットと、ZVEZDA 1/350 ホテルT級 の2キット同時制作を敢行しました。2018年4月に着工し、以後月1回ペースで弄って9ヶ月後の同年12月に2作同時に完成。これが私の 1/350 艦船初体験です。2キット同時に作ったのは両方とも ZVEZDA 1/350 の潜水艦でキット内容がとても良く似ていて工作手順が同じだったのと、スプレー塗装の準備や後始末の手間を半減させたかったからです。やってみての結果はもくろみ通り作業効率は上がりましたが、両方とも同じ味の仕上がりになりました。実物は両方とも同世代の艦なのでまあこれでも良いかと思いますが、今後2キット同時制作をやる時は仕上がりの味わいがかぶらない様に気を付けようと思います。

November_Photo_5

キットについて
[ZVEZDA 1/350 November Class ] :このキットが世に出たのは2006年です。それほど古いキットではないと思いますが部品はプラパーツのみで、艦船キットに多いエッチングパーツはありません。元来潜水艦は形状が単純なので模型のパーツ数も少ない傾向にありますが、戦後の原潜ともなるとさらに外観がツルンとして来るのでこのキットのパーツ数は27しか有りません(スタンド,銘板,重複パーツを除く)。左右分割された船体パーツは全長30cmほどと長大ですが変な反りや歪みが無いので合いが良く、組立てにストレスは感じませんでした。ただ艦尾の水平安定板(ここにスクリューが付く)は船体との接合部にすき間ができるのでパテ埋めが必要です(この作例では瞬着と溶きパテを使用)。その他注意点としては船体表面にところどころヒケがあるので斜光線を当てて注意深く観察し、少しのヒケでも見付けたら溶きパテを塗って平らにすると良いでしょう。

November_Photo_6

November_Photo_7

制作記があります。よろしかったらぜひご覧下さい。 

海へ戻る
KIT REVIEW