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基本工作・小物・展示台 が片付いたらいよいよ本格的な塗装に入ります。 |
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まず、船体表面に斜光線を当てて良く観察し、見落としたヒケが無いかチェックします。ZVEZDAのキットはノヴェンバーもホテルもあちこちヒケが有るので根気よくパテ埋めしましょう。 |
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サフ掛け。実は下地を黒から始めたくていきなり黒を吹いたところ、工作の修正跡がカバ-されませんでした。黒って意外と隠蔽力が無いんですね。仕方がないので改めてサフを吹いたところ修正跡は見事にカバ-されました。何はともあれまずはサフなんですね。 |
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続いて本塗装です。サフの上にもう一度黒を吹き、下面を中心に艦底色を吹いた後、下半分をマスキングして上側面に黒を吹きました。下地に黒を吹いているせいか、艦底色も上側面の黒も金属的な質感が出た様に思います。尚、艦底色/上側面黒とも自分で調色して少し明るめにしました。これは後々ベント穴などを暗い色で塗ってコントラストを付けるための処置です。 |
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上側面の黒が乾いたら最後にさらにマスキングを追加して甲板の黒を吹きます。上写真は最後の甲板の黒を吹き終わってマスキングを剥がす前の状態。 |
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十分乾燥させてからマスキングを剥がします。塗色ですが、側面の黒にはグレーを混ぜ、甲板の黒には茶色を混ぜてトーンを変えているのだけれど、上写真のアングルでは色の差が分かりませんね。「黒」って案外難しい色です。 |
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次に塗膜の上を#2000の耐水ペーパーで適度に擦って見ました。すると最上面の直下の色(側面黒の下は艦底色、艦底色の下は黒)が微妙に透け出て来て、何だかちょっと本物っぽくなります。本塗装の際サフの上にわざわざ1回黒を塗ったのはこれをやって見たかったからです。結果はまずまず期待していたものに近いので一安心しました。喫水の白線は#2000擦り出しの後、別途マスキングして筆塗りしています。 |
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これで一応ラッカーによる基本塗装が終わりました。この後はエナメルや油彩でさらに雰囲気を高めて行くのですが、普段1/72の飛行機ばかり作っている私にとって1/350潜水艦のウェザリングは未知の世界です。常に海水に浸っている潜水艦のウェザリングはどうあるべきなのか?また、いつも通り作業したら1/72の塗りになっちゃうだろうし、仕上げ塗装ではその辺に気を付ける必要が有ります。
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