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結局期限内には完成しませんでしたが、たった4日でここまで来れたのは一重に今回のネット企画のおかげと感謝しています。ここから先は時間に縛られることなく、納得行くまで取り組むことにしました。まずは胴体の継ぎ目をペーパー掛けしたところ、周辺の下地が出てしまったので全体を1000番でペーパー掛けしました。すると翼上面など意外な所が結構ヒケていることが判明。 |
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2回目のサフ掛けで下地はできたと思ったので銀を吹きました。すると、上の写真では判り難いけれど、銀を掛けて初めて見える「アラ」を発見。「アラ」は主に主翼の平面部と胴体の継ぎ目です。しかたがないので筋彫りで仕切られたパネル毎に修正して行きます。しかし素材のプラが露出するほど削り込まねばならないところもあり、そんな場所は銀を筆塗りしただけでは下地が透けて修正になりません。結局サーフェーサーを筆塗り→乾燥後ペーパー掛け→銀筆塗り。これを修正が必要なパネル毎に繰り返すこととなり、つくづく「銀塗装は下地が命」だと再認識しました。 |
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せっかくパネル毎に塗装修正しているので、ところどころ銀のトーンを変えて行きます。手元の書籍に載っている実機のモノクロ写真ではそれほど鮮明なトーンの違いは分かりませんが、それでも胴体尾部や方向舵などは明らかに明度が違うので、実機は無塗装銀と判断してある程度空想を織り交ぜ、適度に塗り分けました。形状が単純な機体だけに模型としての実感を高めるには銀トーンの塗り分けが有効です。 |
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パネルラインにエナメルで墨入れして軽くトップコートしました。トップコートすると筆ムラが軽減するので助かりますが、ムラが完全に消えるわけではありません。今回も下面パネルのムラが写真で分かるほど残ってしまいましたが、これ以上深入りすると「過ぎたるは及ばざるがごとし」という結末になりそうなので妥協します。
この、「どこまで追求し、どこで妥協するか」というかけひきは自分の技量との相談になります。たまには冒険しないと上達しないわけですが、今回はやめときました。 |
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デカ-ルはキット附属のものがそのまま使えました。フィルムが適度に強いので貼るときに破れたり、トップコ-トで縮れることもありませんでした。以前
Amodel の MiG-9 を作ったときも貼り易いデカ-ルで助かりましたが、この品質が Amodel キットに共通であることを望みます。
最後は小物付け。
主脚の取り付けガイドは補強の役には立ちませんが、位置が決まるだけありがたいです。脚カバ-は完全にガイドなしですが、こちらは位置で迷うことはありません。 |
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最終的に完成したのは 2007年1月13日。
作業日数は延べ9日間
でした。私としては記録
的短期間での完成で、
満足度も高得点です。
本人満足度 ★★★★★ |
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