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左右胴体がくっついたところで接合部の修正工作へと駒を進めました。このキット、Amodelの新世代製品なので作り易いかと思いきや、けっこう手が掛かります。まあそれでも同社の旧製品に比べれば随分良くなりましたが、随所に残っている作り難さはAmodelの個性と理解しましょう。今回の修正ポイントは空気取入れ口内部、前脚庫周辺、および排気口内部です。 |
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まずは空気取入れ口から。上写真左端の接着直後は合わせに段があり、下面にすき間ができています。こう言う中規模の修正が必要なときは私はエポキシパテを好んで使います。写真中央はエポキシパテを塗り付けたところで、右端が乾燥後にペーパー掛けした状態。左右胴体は合いが悪く、かなり広範囲に段差ができるので筋彫りが消えるのを気にせず、豪快に削りました。 |
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続いて前脚庫です。機首下面にすき間ができるのは脚庫の幅が若干大きいためです。脚庫を削る手もありましたが左右対称が崩れると面倒なのでそのまま接着し、後からすき間を埋めました。どうせ脚庫の全周に渡って、脚庫のエッヂと胴体を同一面に仕上げるためにはパテ盛りが避けられません。上写真・中央が例によってエポキシパテを塗り付けた状態、右端が乾燥後ペーパー掛けした仮仕上げの状態です。ここでもペーパー掛けした周辺の筋彫りが消えました。このキットは筋彫り(凹)が浅めなので後で彫り直すことにします。 |
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最後は排気口内部の修正。接着直後は上写真左端のごとくエンジンパイプと左右胴体がバラバラで、大きな穴もあります。この穴は胴体を閉める前にエンジンパイプの上にプラ板を被せて塞ぎました。写真で白く見えているのがプラ板です。そしてここにもエポキシパテを塗り付けて乾燥後ペーパー掛けし、上写真右端の状態まで持って来ました。
続いて胴体全体の段差修正と消えた筋彫りの再生を実施しました。下の写真、左が胴体接着直後、右が段差修正後です。 |
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