2017 My 夏休みレポート |
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世の中、お盆休みですね。皆さんもお休みでしょうか? 私が勤めている会社には決まった夏休みはなく、7月から9月の間に各自・自分が休みたい時に5労働日休みを取るルールになっています。今年のMy夏休みはお盆に合わせて
8/14〜18までの5日間休むことにしました。8/11(金)が山の日で休日なので、前後の土日と合わせ、8/11〜20までの10連休となります。この秋に定年退職を控えた私にとって、この夏休みは現役サラリーマンとして最後の長期休暇となるので、ぜひとも充実した10日間にしたいところです。そんな気持ちを込めて、この期間の不定期日記は「2017
My 夏休みレポート」と題して特別編集でお届け致します。
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2017年8月20日(日) |
La-200 with Korshun radar 第8話 『胴体完成』 |
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長かった My 夏休み も今日・8/20が最終日です。振り返って見れば天気の良くない10日間でしたね。支配的な天候は曇り時々雨。中には1日中雨の日や雷を伴った大雨もありました。まるで梅雨時の様な空模様で気温も上がらず、海の家が商売上がったりだとか、あちこちで花火大会や夏祭りが雨天中止となるなど、東日本では盛り上がりに欠けるお盆休みでした。我が家でも8/14の「K川源流探訪」が雨で途中打ち切りとなり、悪天候の影響を受けました。8/12の「大山ハイキング」は当日の朝まで雨が降っていたので迷ったのですが、決行して良かったです。8/13からしばらく雨が続いたので、もし8/12に行かなければもうチャンスはなかったですから。
さて、今日8/20も天気はスッキリしませんが、特段出掛ける予定もないので家で模型を弄りながら My 夏休み の最終日をのんびりと過ごしています。
製作中の La-200は今日、胴体が完成しました。これで塗装も含めた全工程の約1/3が終了と言ったところです。 |
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チマチマと開口部の修正工作を進めていたLa-200ですが、前回コクピットまで出来上がったので今回はキャノピーを被せました。並列複座のコクピットを覆うキャノピーは当然幅広です。また後方視界を確保する涙滴型風防のため、全体にウミガメの甲羅の様な扁平な流線形で、フレームも何だか亀の甲羅を連想させます。胴体との合いは良好ですが、どうしてもわずかなすき間はできるので、塗料で埋めて乾燥後慎重にペーパー掛けして接合部を整えました。 |
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もうひとつ、今回手を入れた所は垂直尾翼です。このキットの垂直尾翼の分割はちょっと変わっていて、右舷の垂直尾翼は胴体と一体ですが、左舷の垂直尾翼だけ別パーツになっているんです。見ると垂直尾翼の前縁と後縁が右舷パーツに一体成型されていて、左舷パーツは左舷胴体と右舷垂直尾翼で囲まれた凹部に嵌め込む仕様になっています。このパーツ割りの目的は垂直尾翼の前後縁を薄く仕上げたいためなんでしょうが、左舷パーツを接着した後の接合部の修正に苦労させられるので、私は普通の左右対称の分割の方が良かったと思います。普通の分割でも接着後に削れば前後縁を十分薄くできますから。
さてと、今日も日が西に傾き始め、もうすぐ私の「現役サラリーマン最後の夏休み」が終わります。言い忘れていましたが、下宿している長男はちょうど私の夏休みが始まった8/11に実家に帰って来ました。聞けば8/24にはまた下宿に戻るそうです。そこで今晩は8/14に買って来たワインとおつまみで長男と晩酌して
My 夏休み の締めくくりにしたいと思います。
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2017年8月18日(金) |
我が家にスマホがやって来た |
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我が家は一家そろって世の中の一般的な趨勢から2歩も3歩も遅れています。例えば携帯電話。世の中ではもう何年も前からスマホが主流で、ガラ系は絶滅危惧種ですが、我が家では全員ガラ系でした。それがとうとう長女が「スマホが欲しい」と言い出し、長男も「じゃボクも」と言い出し、そうしたら女房まで子供たちと繋がっていたい一心で「私もスマホにする」・・と言うことになって、3台一気にガラ系からスマホに替わりました。私は会社から貸与されているガラ系携帯を使っているので個人の携帯は持っていません。何年か前に会社貸与の携帯をスマホに替える機会があり、ほとんどの社員がスマホに乗り換えた中、私はガラ系のまま変えませんでした。 |
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今日まで使っていたガラ系 |

乗り換えたスマホ |
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私が何故スマホにしないのか?正直言って新しいものについて行けないんです・・歳のせいですね。聞けばスマホはほとんどパソコンと同じだそうですが、私にとってパソコンとは大きなモニタ-があって、入力装置はキ-ボ-ドとマウスと決まっています。スマホはいくら画面が大きいと言ってもパソコンのモニタ-に比べればはるかに小さいし、表示される文字も小さくて老眼の私には見えません。だいたい画面をスクロ-ルするのに指でシュッシュッとモニタ-をこするなんて、私の(古い)概念では理解できません。でもあと2ヶ月と少しで定年になるので、会社貸与の携帯は返却となります。そうしたら自分で新しい携帯を買わなきゃならないけれど、他の家族が皆スマホの中、自分だけガラ系って言うのも都合が悪い気がします。スマホなんだけれど機能は通話とメ-ルだけ、そのかわりうんと安い・・なんていう機種があれば私はそれで良いんですけどね。
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2017年8月16日(水) |
La-200 with Korshun radar 第7話 『コクピット』 |
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今回10連休の My夏休み も昨日で前半の5日が終了、今日から後半に入りました。昨日までは家族旅行に出掛けたり、長女の宿題の『源流探訪』に付き合ったり、毎晩お寺に行ったりして何かとやることがあったけれど、後半は特段予定は入っていません。子供たちも友達との約束や短期のアルバイトが入ったりしてめいめい予定がある様なので、しばらくは女房と2人でのんびり静養することにします。こんな時は趣味がないと時間を持て余しますが、私には模型作りという趣味があるので退屈することはありません。では早速
My La-200 の続きを見て行きましょう。 |
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胴体接着後の修正は全体の接合線を消した後、脚庫や排気口など、所々に開いた「穴」に手を入れて行きます。前回、機首・前脚庫・前部排気口の修正が終わり、残った「穴」はコクピットと後部排気口の2箇所。このうち後部排気口は全体の接合線を消す作業をやっている中で自然に修正が終わりました。そこでコクピットですが、こちらは計器板とシート後ろの隔壁で修正が必要です。まず計器板はキットのパーツだとどうもすわりが悪いので、プラ板で自作しました。グレーで塗り、キット付属のデカールを貼ったのが上写真・右端です。 |
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続いて後部隔壁。こちらは胴体との間にアーチ状のすき間ができています。ここは「瞬着と塗料で埋めて乾燥後ペーパー掛け」といういつもの作業で上写真・中央のごとく下地を整えます。仕上げとしてキャノピーの内側に収まる部分も含めてグレーで均一に塗り、乾燥後、シートと操縦桿を取付けてコクピットの工作が完了しました。 |
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さて、今日は夕方に送り火を焚いてご先祖様の霊にお帰りいただき、お盆の間、テーブルに出していた位牌や調度品を仏壇に戻しました。いい機会なので仏壇の掃除もしています。これで今年のお盆も無事終わりました。今回は8/12に大山に行ったので、お土産のお饅頭と梨をお供えしていましたが、ご先祖様に満足していただけたと信じて、明日はこのお饅頭と梨を食べることにします。
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2017年8月14日(月) |
K川源流探訪・・行き着けず |
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小学生くらいまでのお子さんがいるご家庭では、夏休みに親が子供の宿題を手伝うことが良くあります。しかし、子供が中学生になると自立心が芽生え、かつ勉強の内容も高度になるので親の出番はなくなるのが普通です。ましてや夏休みの宿題を親に手伝ってもらっている高校生なんて聞いたことありません。ところが我が家では高1の娘が「お父さん、宿題手伝って」と言って来たのでびっくり仰天。聞けばその宿題の内容は、『自宅の最寄りを流れる河川の源流を探訪し、レポートする』というものだそうです。今はネットで色々調べられるので、娘も彼女なりに調べて、最寄りの河川の源流地を地図上で特定することはできた様です。しかしそこは自宅から相当離れたへんぴな場所なので、私に車で連れて行ってほしい・・ということでした。 |
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私の自宅の最寄りを流れている川(仮に『K川』としておきます)は、横浜港に河口を持つ二級河川です。全国的にはほぼ無名の小さな川だけれど、人口密集地を流れていることから地域住民には広く親しまれ、私の子供たちが通っていた小学校の校歌にも登場しています。上写真・左は河口付近の光景で、そそり立つビル群は横浜駅近くのウォーターフロント。右は中流域の代表的な風景です。私が住んでいる付近でも大体右写真程度の川幅です。 |
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K川は都市部を流れる多くの川がそうであった様に、昭和のころは生物などとても住めない汚れた川でした。それが下水道の普及とともに息を吹き返して、今では鮎を含む10種類以上の魚が住み、それを捕食するアオサギなどの野鳥も生息する、命溢れる川に復活を遂げました。特に鯉は大きいので目立ちます。電車の駅近くの橋の下には人が投げるパンくずなどを目当てに、大きな鯉の群れが常駐しています。中には錦鯉も居ます。この辺は自然の清流とは異なった、都市部の川の特徴ですね。 |
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人口密集地を流れ、住民から親しまれているK川はネット情報も豊富です。上左の画像はネットから拾ってきたK川源流の写真。この野原の一角から滾々と湧き出ている泉を求め、娘と女房と私の3人でドライブに出掛けました。自宅を出たのは午前10時過ぎ。天気は曇りでちょっと怪しげな空模様だったけれど、何とかなると判断して出発しました。娘に指示された地図上の地点をカーナビに入力してナビの案内に従って走って行きます。30分ほど走ると辺りの様子はかなり自然豊かになって来ました。そして上右の地点に差し掛かった時、カーナビから「目的地付近です」の声。どうやらこの森の奥に上写真の泉があるらしいのですが、分け入る道がありません。また、車道はそれほど広くなく、カーブしているので路肩に駐車するのは危険です。 |
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やむなくカーナビを頼りに近くで駐車できそうな場所を探したところ、徒歩10分ほどの場所に大きな団地と商業施設がありました。そこの駐車場に車を止め、さて歩いて行こうとしたところで雨が降り出したんです。傘は持っていたけれど、雨脚が激しくなったので今日のところは源流探訪はあきらめました。まあ大体の場所は分かったので、また今度、天気の良い日に出直すことにします。今回は団地内のスーパーでワインとおつまみ買って帰りました。
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2017年8月13日(日) |
La-200 with Korshun radar 第6話 『胴体の修正工作』 |
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大山ハイキングから一夜明けた今日、朝起きると両足がとんでもない筋肉痛になっていました。ふくらはぎはパンパン、膝上の筋肉もヘロヘロで2階の寝室から1階に降りるのに一苦労。家族に聞くと子供たちは何ともないが、女房は私と同じく激しい筋肉痛だそうです。これは日ごろの運動不足もあるけれど、やはり一番大きい原因は歳のせいですね。今日はあまり動き回らず、足をゆっくり休ませることにします。そんな時は模型弄りが持って来いですよね。 |
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前回胴体を接着した My La-200、要修正箇所がたくさんあるので早速作業に取り掛かります。まずは機首ですが、上写真・左端のごとく先端の円環と胴体の間に段差ができたので、瞬着と塗料で埋め、乾燥後ペーパーで均します。これを何度か繰り返し、試しに銀を塗って見て自分で納得できたところで修正は仮完了とします(上写真・右端)。 |
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続いて前脚庫。ここは胴体と脚庫パーツの反りが合わず、かなりのすき間ができました(上写真・左端)。この程度のすき間になると瞬着と塗料では埋め切れないのでエポキシパテを動員します。エポキシパテの良いところは固まる前にある程度形を整えられる点。今回も固まる前に爪楊枝を使って脚庫の壁と面一になる様に整えました。乾燥後、ペーパー掛けしてグレーで塗ると、上写真・右端のごとく、すき間修正完了です。 |
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修正工作はまだまだ続きますが、一応今回の最後は胴体下面にある前部排気口を弄りました。上写真・左端、魚雷発射管の様にえぐれている壁面にパーツの継ぎ目が見えているのが分かると思います。ここに例によって瞬着と塗料を流し込み、乾燥後ペーパー掛け。グレーの塗料を塗って見て継ぎ目が消えているのが確認できたら修正完了です。 |
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ところで今日からお盆ですね。我が家は一応私の祖父の代から住み続けている実家なので仏壇があります。ですので夕方迎え火を焚き、提灯を吊るして先祖の霊をお迎えしました。その後お寺に行ってお墓にも提灯を立てます。するとそこにお坊様が巡回して来てお経を唱えてくれるんです。お寺は家から車で1時間ほどとちょっと遠いのですが、今年もきっちり行って来ました。お寺に行ったのは夜だったけれど、まだ足の筋肉痛が治っておらず、ちょっとしんどかったなぁ。この行事は8/13〜15まで3日間続くので、明日も明後日も夜、お寺に行きます。今時珍しいかも知れないけれど、これが我が家のお盆の慣例なんです。
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2017年8月12日(土) |
大山ハイキング |
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夏休みと言ったら家族旅行・・と言うのは子供が小中学生くらいまでと思っていました。事実、我が家では最後に家族旅行に行ったのは3年前の2014年、長女はまだ中1でした。その娘が高1になった今年、「家族でどこかに行きたい」と言い出したんです。そうしたら大学2年生の長男も「ボクも行く」
と言うことになって、急遽、一家そろって小旅行に行って来ました。 |
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今回は話が急だったので宿泊の手配が間に合わず、近場の観光地への日帰り旅行となりました。行き先は神奈川県西部にある「大山」という標高1252mの山。国定公園に指定されており、中腹までケーブルカーが通っていて地元では人気のスポットです。実はここには7年前にも一度同じメンバーで来たことがあり、その時の記録が2010年8月18日の日記に残っていますので、よろしかったらそちらもご参照ください。今回はあいにく霧が掛かっていて・・と言うか山の中腹から上が雲の中で、遠くの景色が全く見えません。上写真・右はケーブルカーの駅を出た所で写真を撮っている長女です。晴れていれば木々で覆われた美しい山並みが見えるんですけどね。 |
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ケーブルカーの終点(山の中腹、標高700m)には大山阿夫利神社という立派な神社がありますが、中腹にあるのは下社で上社は山頂にあります。大山は信仰の山でもあるんですね。上社を参拝したいのは山々だけれど、足腰に自信のない私と女房は山頂を目指すのはムリ。でもせっかくここまで来たので大山の自然を満喫するため、帰りはケーブルカーを使わず、山道を歩いて下山することにしました。ルートは男坂と女坂の2つあります。女坂の方が傾斜がユルイと読んで女坂を選択。しかし女坂でも前半は上写真・中央のごとく鎖に頼るほどの急斜面で私と女房はもう膝がガクガクです。半分下ったところに大山寺というお寺がありました。ここを過ぎると坂の傾斜も緩やかになり助かりましたが、一度ガクガクになった膝はもう元に戻りません。 |
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ケーブルカーの始点(ふもと駅)まで下りて来ました。ふもと駅からさらに下の駐車場までは階段と踊り場の坂道になっていて、複数ある踊り場部分にお土産屋さんがあります。色々なお土産を売っていますが、やはりそこでしか買えない食品が魅力的です。家族それぞれ好みが違うのでここは自由行動とし、めいめいが自分の好きなものを買いました。私が買ったのは上写真・右の豆腐の味噌漬け、青唐辛子味噌、いなごの佃煮です。どれも酒の肴に持って来いの逸品。帰宅後、夕飯時に、この春成人した長男と酒を酌み交わしました。長男と酒を飲んだのはこれが初めてで、感慨深い夕食になりました。長女もこの小旅行で満足してくれた様子。久々に家族サービスができて幸せな一日でした。
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